Kai Budde
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Kai Budde
長らくマジック界最強の称号を手にしていたドイツのプレイヤー。 構築・限定・チーム戦とあらゆるフォーマットでその強さを発揮し、日本でもプロツアーに興味を持たないファンにも知られている数少ないプロプレイヤーの1人。 「German Juggernaut(ドイツの巨大戦車)」の異名を持つ。
ヨーロッパ開催のグランプリ3連覇から1998-1999年世界チャンピオン、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーの同時受賞でプロツアーの中心に登場した。 また、2000-2001シーズンには史上初の年間プロポイント獲得数3桁という偉業を達成した。
ドイツの強豪プレイヤーで結成された「Phoenix Foundation」の総帥であり、このチームはプロツアー2勝、マスターズ1勝をあげている。 そのため、エイプリル・フールでは「Phoenix FoundationがWotCを買収した」というジョークが流れたこともある。 →参考
Magic生涯獲得賞金王。 この記録が破られるのにはかなりの時間がかかると言われている。
- インビテーショナル優勝後、彼のデザインしたカードを元に作成されたのが非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigyだが、そのイラストが大不評だった。
これは先に描かれていた非凡な虚空魔道士のイラストの顔部分だけを彼の似顔絵にしたため、合成写真よりもひどい修正になってしまったことが原因。特別にイラストを描き直された非凡な虚空魔道士が、マジック褒賞プログラムのプレゼント用に用意され、[[1]]にも採用された。 →新しいカード画像
- かつてエクステンデッドで、禁止/Forbidと壌土からの生命/Life from the Loamのコンボを使おうとしたのだが…(禁止/Forbidの項目を参照)。
- 1999年以来(徴兵に代わる社会奉仕プログラム参加のための1年間の休眠期間をはさむ)、長らくプロツアーの頂点に存在していたカイも学業優先のため地元とチーム戦のプロツアー以外の参戦を取りやめるとのこと。→Is Kai Waving Goodbye?[2] 邦訳(Braingeyser)
- 2007年マジック・プロツアー殿堂入り。
主な戦績
- PTボストン ベスト4(チーム戦、Phoenix Foundation)
- 2003年マスターズヴェニス ベスト8(チーム戦、Phoenix Foundation)
- 2003年マスターズシカゴ ベスト8
- 2003年PTシカゴ 優勝
- 2002年PTボストン 優勝(チーム戦、Phoenix Foundation)
- 2002年マスターズ大阪 優勝(チーム戦、Phoenix Foundation)
- 2002年マスターズニース ベスト4
- 2002年PTニース ベスト8
- 2001年PTニューオーリンズ 優勝
- 2001年PTニューヨーク 優勝(チーム戦、Phoenix Foundation)
- 2001年PTバルセロナ 優勝
- 2000年PTシカゴ 優勝
- 1999年世界選手権 優勝
- グランプリ 5勝
- プレイヤー・オブ・ザ・イヤー受賞 4回(1998-1999、2000-2003)
- 2001年マジック・インビテーショナル優勝
主な使用デッキ
- 凧エンジンコントロール(プロツアーフィラデルフィア05)
- ウェイク(マスターズシカゴ03 Best8)
- カウンターオース(グランプリヒューストン02優勝)
- トリックス(プロツアーニューオーリンズ01優勝)
- ドメイン(グランプリロンドン01優勝)
- リベリオン(プロツアーシカゴ00優勝)
- 赤茶単(世界選手権99優勝)
- ハイタイド(グランプリウィーン99優勝)