血顎の狂信者/Blood-Chin Fanatic
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Blood-Chin Fanatic / 血顎の狂信者 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — オーク(Orc) 戦士(Warrior)
クリーチャー — オーク(Orc) 戦士(Warrior)
(1)(黒),他の戦士(Warrior)クリーチャーを1体生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xは、その生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーである。
3/33マナ3/3という良質なマナレシオを持ち、他の戦士を投げてドレインを行う能力を持つクリーチャー。
普通に能力を起動するだけではカード・アドバンテージを失ってしまうが、戦闘で死にそうな、あるいは除去されそうな戦士を投げればアドバンテージを失うことなく、ブロッカーを無視してライフを攻めることができる。起動コストにタップが不要なので、引いてきた状況次第ではエンドカードにもなり得る。ライフゲインも状況を問わず有用で、防御が疎かになりがちなビートダウンにはありがたい効果。ただし生け贄に捧げられるのは他の戦士に限定されており、デッキ構築の段階で採用するクリーチャーに注意を払う必要がある。
黒を含む戦士デッキを組む際は主軸として採用できるだろう。起動にマナが必要なので、どちらかといえば高速デッキよりも中速寄りのデッキに向いている。
リミテッドでは色拘束が気になるものの、裏向きクリーチャーに負けないサイズだけで十分に戦力になるだろう。戦士は青以外なら豊富に存在しているので、特に意識して集めなくとも能力を起動できるはず。もちろん戦士を大量に確保できれば一層強力になる。
- 繰り返し生け贄に捧げられる血に染まりし勇者/Bloodsoaked Championとは強力なシナジーを持つ。強襲達成後なら、4マナごとに2点ドレインを飛ばすことができる。黒赤のデッキなら死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Deathや殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder Kingも相方として悪くない。
- 死者の王、ケルゥ/Kheru Lich Lord、エレボスの鞭/Whip of Erebosといった一時的に戦場に戻す効果ともシナジーを形成している。
- マナ域は被るが、爆発的にパワーを伸ばせるゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemasterとも相性が良い。
ルール
- 「他の」とあるので、血まなこのサイクロプス/Bloodshot Cyclops等と違い、自分自身をコストに充てることはできない。
- これを2体用意してお互いに生け贄に捧げ合うことはできない。生け贄に捧げるのは効果の一部ではなく起動コストであり、片方の能力を起動してスタックに積まれた段階でもう一方はすでに墓地に移動している。