Kjeldoran Outpost
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土地
Kjeldoran Outpostが戦場に出るなら、代わりに平地(Plains)を1つ生け贄に捧げる。そうしたなら、Kjeldoran Outpostを戦場に出す。そうしなかったなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):(白)を加える。
(1)(白),(T):白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。
アライアンスの戦場に出る際に基本土地を生け贄に捧げる特殊地形サイクルの白版。兵士・クリーチャー・トークンを生み出せる。サイクルの中では最も活躍したカード。
戦場に出たときアドバンテージを失うものの、安いマナでトークンを生成できるため、一度回りだしてしまえば攻防に役立つ。土地なので打ち消すことができないのもパーミッション相手には大きな強み。このカードを中核としたカウンターポストは当時のスタンダードで猛威をふるった。
またハルマゲドン/Armageddonの入った白ウィニーにも、カウンター対策や後半の息切れ防止を兼ねて採用されていた。これには出てくるトークンが白なので、十字軍/Crusadeと相性がよいことも一因として挙げられるだろう。だが、世界選手権96を制した12KnightsにはKjeldoran Outpostが採用されている一方、十字軍は採用されていない。
露天鉱床/Strip Mineと不毛の大地/Wastelandの狭間で活躍した、時代に愛された土地であった。テンペスト発売時に不毛の大地を見て「もう少しこれが早く出ていれば!」と歯噛みしたプレイヤーは多い。
- 2マナとタップだけでパワーを持つトークンを出すカードはこれが初めてだった。(他のリソースを使うカードはいくつか存在した)
- ミラージュ発売時、カスレア候補であった政略/Political Trickeryを人気レアにまで押し上げた張本人。
- Magic Onlineの2006年8月下旬~9月中旬のプレミアイベントにて、新枠のMagic Online Promotionalという形で配布。以前は出てくる兵士トークンは第8版以降の新枠でオンスロート・ブロックの兵士トークンの画像が表示されたが、現在は旧枠であり、トークン画像は表示されない。
- RPGマガジン内の連載記事において敵プレイヤーが使用した時に、舞台がジャムーラ/Jamuraaだったのか「ケルドの前哨基地」と訳されていた。
関連カード
サイクル
アライアンスの土地サイクル。戦場に出るに際し、対応する基本土地タイプを持つ土地1つを生け贄に捧げる必要がある。
- Kjeldoran Outpost(平地)
- Soldevi Excavations(島)
- Lake of the Dead(沼)
- Balduvian Trading Post(山)
- Heart of Yavimaya(森)
ストーリー
Kjeldoran Outpost(キイェルドーの前哨地)は、キイェルドー/Kjeldor王国中に散在する前哨基地。飛空騎士/Skyknightの兵舎を備える場合もある。
前哨地の1つはダリアンの安息所/Darien's Roostとして知られる。
ビヤラング/Bjarlangの町の近くには間に合わせの前哨地が作られていたが、霧氷風教団/Rimewind Cultに操られた霧氷風オーロクスの群に粉々に踏み潰された。