トリスケラバス/Triskelavus
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トリスケリオン/Triskelionとテトラバス/Tetravusが合体。これらを合成したようなカード名となっている。トリスケリオンと同じく「3」を意味する接頭語"Tri"が付いており、3個の+1/+1カウンターがトークンを経由して最終的に3点分のダメージとなる。
飛ばすまでにマナがかかることと本体のマナ・コストが1増えていることが難点で、少なくともコンボに使いにくくなったのは確か。「バス」シリーズとは違ってトークンをカウンターには戻せないため、クリーチャーを出し入れするコンボにも使えない。アタッカー兼除去として考えるのがよいか。
ちなみに、ダメージを与える能力はトークン自身が持っているため、本体がいなくても飛ばすことができる。十分なマナさえあればアドバンテージがとりやすく無駄になることがほぼ無いため、スタンダードでは様々なコントロールデッキで採用された。特にウルザトロン系デッキ(→トリスケトロン)での活躍が目覚ましく、三つのウルザランドから生み出せる7マナでちょうど唱えられることもマナ・バーンが存在した当時はポイントだった。それ以外でも、貯蔵ランドや連合の秘宝/Coalition Relicのマナサポートを受けて青黒コントロールなどでも使われた。
- 同エキスパンションにあるアカデミーの廃墟/Academy Ruinsを使って使い回せば、トークンの量産が可能である。いったんライブラリーの一番上に置かれるためタイムラグがあり隙ができやすいが、本体はチャンプブロックに回すほか、トークンの「矢」一つで能動的に破壊することもできるので、安定した量産体制を築きうる。青系コントロールデッキではほとんどの場合併用された。
- カウンターやトークンを扱うカードの常として、倍増の季節/Doubling Seasonとの組み合わせが強烈。この場合はまずカウンターが6つ乗り、さらに12体のトークンを作成できるようになる。そのままダメージとして飛ばせば12点確定。本体が2体出れば、対戦相手を倒すのに十分なダメージを発生できる。
- イラストで本体の左右にある、羽のような部分がトリスケラバイトである(トークンのイラストは こちら)。また、色の異なるパーツそれぞれが魚の形状をしている。