遅延の盾/Delaying Shield

提供：MTG Wiki

カード名どおり、ダメージが与えられるのを遅らせてしまうというカード。また、(1)(白)を支払うごとに1点ずつライフの損失を抑えることができる。ただし、いちいち2マナを支払っても行動が阻害されてしまうし、支払わないならこれを使う意味もあまり無い。

ある程度遅延カウンターが乗ったときに、破壊したりバウンスしたりして、ダメージを帳消しにしてしまうという方法が有効。また、魔力の導管/Power Conduitでカウンターを減らしたりということも可能。

• これを出しておいて、Xを大きな値にして地震/Earthquakeを使う、という使い方もある。こうすると、本来引き分けになるような場合でも、自分はその場は生き残ることができる。
• 惑乱の死霊/Hypnotic Specterが持つような、ダメージを与えることによる誘発型能力を阻止できる。また、感染や統率者ダメージなどの被害をライフの損失だけ抑えることができる。
• もみ消し/Stifleでアップキープ開始時の能力を打ち消すことができるが、カウンターだけ取り除いて「ライフを失う」部分だけ打ち消す、ということはできない。
• 永劫の中軸/Eon Hubがあればマナを払わずともライフの損失を回避出来るため、ダメージに対しては、ほぼ無敵になる。ただし、カウンターが溜まってから永劫の中軸を割られると大量のライフを支払う事になる。
• 倍増の季節/Doubling Seasonとの相性は最悪である。

参考

• カード個別評価：オデッセイ - レア