憑依された沼墓/Haunted Fengraf
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墓地のクリーチャー・カードを回収できる土地。石化した原野/Petrified Fieldや埋没した廃墟/Buried Ruinの亜種、あるいは速効性の代わりに永続性を失ったヴォルラスの要塞/Volrath's Strongholdと言えるが、無作為に選ぶという点でそれらとは大きく異なる。
アンタップインで無色マナを出せると、土地として最低限の性能がある。最初は土地として使い、戦力が息切れして土地が余ってきたらクリーチャーに変換できるというのは便利。しかし能力のランダム性が問題で、普通に使うと終盤にも活躍できるクリーチャーを戻せるかは運次第になってしまう。例えば焼かれたマナ・クリーチャーでも戻ってこようものなら目も当てられない。
最悪でもチャンプブロック要員を確保できると割り切って使うことも考えられるが、できれば効果を安定させる工夫が欲しい。低マナ域も十分戦力になるデッキや、クリーチャーの質を強化手段でカバーするデッキ、墓地のカードを追放できるデッキなどとは相性が良い。少数のクリーチャーをフィニッシャーやコンボパーツに据えたデッキにおいて、勝ち手段の全滅を防ぐカードとして採用するのも手。
スタンダード環境ではすでにムーアランドの憑依地/Moorland Hauntのサイクルと墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus、幽霊街/Ghost Quarterと、優秀な特殊地形が多数存在するのが厳しいところ。
参考
- 壁紙・待受(DairyMTG.com、Magic Arcana)
- 非マナ能力を持つ土地
- カード個別評価:闇の隆盛 - コモン