死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born
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伝説のゾンビ。アンタップするにはクリーチャー1体の生け贄が必要だが、攻撃すれば相手のクリーチャー1体を破壊できる。また、その過程で一回りずつ大きくなる。
小型クリーチャーを犠牲に大型クリーチャーを討ち取るのが理想だが、ウィニーに入れるには5マナとやや重く、色も合っているとは言えない。継続的なトークン生成手段や直接アンタップさせられるカードなどと併用したいところ。
充分な頭数さえ確保できるのであれば、擬似的な警戒持ちのように機能する。あるいは警戒そのものを与えてしまえば、タップ状態にならないまま何度も攻撃が可能になる。回避能力などの追加能力こそないが、ブロッカーを減らしていけば攻撃もいずれ通るだろうし、パンプアップが1回でもできれば四肢切断/Dismemberや焼却/Combustに耐えられるタフネス6に届くため、一度機能し始めれば制圧力はそこそこ高い。
- カード名の誤読に注意。「死体生まれのグレムリン」ではない。
- タップでクリーチャー・トークンを生成する能力を付与するオーラ(ゴンドの存在/Presence of Gondなど)をつけると無限に強化、クリーチャーを戦場に出して墓地送りのサイクルが可能。
ストーリー
グリムグリン/Grimgrinは縫い師ゲラルフ/Geralfによって創造された強大なスカーブ/Skaab。 人間の倍の大きさの体、胸に埋もれた顔など不気味な姿を持つ。 名だたる荘園が並んでいたムーアランド/Moorlandも、解き放たれたグリムグリンによって幽霊のはびこる地となってしまった。 スレイベン/Thraben侵攻の際には、ゲラルフの姉であるギサ/Gisaに率いられたゾンビ達の将軍として参加、正門を陥落させた。 ゾンビの黙示録/Zombie Apocalypseのイラストでその姿を確認できる。(プレビュー記事:《不浄なる者、ミケウス》)