シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon
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Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):ターン終了時まで、シヴ山のドラゴンは+1/+0の修整を受ける。
赤を代表するクリーチャーであり、基本セットの代表的なドラゴン。しかし、第6版でのみ再録されず、惜しくも皆勤賞は逃している。
ドラゴンの代名詞として、「炎を吐く」というイメージのパワーパンプアップ能力を備えている(参考:炎のブレス/Firebreathing)さらに飛行も持っているため、一気に勝負を決めてしまう力を秘めている。
構築ではややパワー不足とされ、あまり使われる事は無いが、プロツアーハリウッド08などではサイドボードに投入された。
- このカードの読みは「しヴやまのどらごん」ではなく「しヴさんのどらごん」である。
- 他のカードでは「シヴ」なのにこのカードでは「シヴ山」となっている。別に誤訳というわけではなく、日本語版登場初期に訳されたものなのでテンプレートが確立していなかったのだろう。他にこのような例として、鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolkや真珠三叉矛の人魚/Merfolk of the Pearl Tridentなどがある。
- だが、後にシヴ山のウンパス/Shivan Wumpusやシヴ山の隕石/Shivan Meteorが登場した。訳の分け方の法則はよくわからない。
- 第5版までのイラストは鏡の国のアリスに登場する恐ろしき者ジャバウォックがモチーフになっているそう。
- InQuestのジョークカードでShivan Drake(ページ中段右側)なるものが存在する。
- ドラゴンが勢ぞろいの第10版を選ぼう第7週に登場しなかったが、基本のドラゴンということで再録された。
- デュエル・マスターズを連載している月刊コロコロコミックにプロモーション・カードとして付いてきたことがある。月刊GOTTA付録カードと同様、裏面が他のカードと違うために認定大会では使用不可能。
- Richard Garfield氏はバングラデシュやネパールにも住んでいたこともあって近辺の文化に精通しており、独自の単語(ウルザ/Urzaやミシュラ/Mishra)についてはヒンディー語のニュアンスを意識していた。Shivanはヒンズー教の破壊神シヴァを意識したものである。特に日本語版が登場する以前、その破壊力を踏まえて上記シヴァを連想するプレイヤーが少なからずいた(そのため、シヴ山という訳語にがっかりした者もまた少なくない)。
- アラーラの断片では同マナ・コスト同サイズでシヴ山のドラゴンとは異なる火の噴き方をする炎破のドラゴン/Flameblast Dragonが登場した。
- 統率者のマナ蓄積のドラゴン/Mana-Charged Dragonは、同マナ・コスト同サイズの上に、トランプルがついている上に火吹き能力が不特定マナ・コストとなっており、ほぼこのカードの上位互換。
- スクウェア・エニックスのアーケードゲーム、『ロードオブヴァーミリオン2』のコラボレーションの一環として、このカードが使い魔カードとしてゲスト参戦した。特殊技名はドラゴンの息(ドラゴン・ブレス)。