実物提示教育/Show and Tell
提供:MTG Wiki
Show and Tell / 実物提示教育 (2)(青)
ソーサリー
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の手札にあるアーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カードを1枚、戦場に出してもよい。
3マナで好きなカードを戦場に出すことのできるカード。Eurekaの色適正化&バランス見直し版であったのだが、それでも十分な脅威となった。
お互いに手札のカードを戦場に出すため、自分は呪文を使用した分カード・アドバンテージの面では自分のほうが損になり、対戦相手の出すカードしだいではこちら側が不利になってしまう。しかし、対処が不可能なほどの大型クリーチャーや、そのターンに即死コンボを決めるためのコンボパーツを戦場に出すことができれば、それらのデメリットは帳消しになってしまう。
分かりやすい例は、MoMaにおいてドリーム・ホール/Dream Hallsが禁止カードに指定された後、精神力/Mind Over Matterを戦場に出す手段として使われた(→実物提示モマ)。その他、ズヴィバーゲン等のバーゲンデッキで裏のエンドカードとも呼ばれたヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainを戦場に出す手段としても用いられた。
レガシーでは、大祖始/Progenitusや引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn等のファッティや、コンボパーツを戦場に出すための手段としてよく採用されている。→Show and Tell、集団意識
- 日本選手権99では、MoMaメタでサイドボードから投入された偏頭痛/Megrimを出されたが、MoMa側が出したのは新緑の魔力/Verdant Forceだったという話がある(いわゆるV作戦)。
- このようにサイドボードにファッティを投入することで一種のアグレッシブ・サイドボーディングとなるのもこのカードのひとつの魅力といえる。
- エクステンデッドで使えた時期は、手札に来たファッティを素出しする手段として青入りのリアニメイトに投入されることもあった。
- アクティブ・プレイヤーからターン進行順にカードを選んでいき、その後選ばれたカードを同時に戦場に出す(APNAP順ルール)。つまり普通は自分から選んでいくが、急かし/Quickenなどを経由して相手のターンにプレイした場合はこの限りではない。