害霊/Malignus
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Malignus / 害霊 (3)(赤)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) スピリット(Spirit)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) スピリット(Spirit)
害霊のパワーとタフネスはそれぞれ、すべての対戦相手のうち最も高いライフの総量の、端数を切り上げた半分に等しい。
害霊が与えるダメージは軽減できない。
セラのアバター/Serra Avatar、掻き乱す恐怖/Roiling Horrorに続くライフを参照するクリーチャー。これは対戦相手のライフの半分を参照する。
対戦相手のライフが減るとそれに応じてサイズがどんどん縮んでしまうわけで、やや自己矛盾感があるが、5マナというマナ・コストからすると、だいたい4/4(対戦相手のライフが残り8点)前後ぐらいのサイズがあれば実用範囲だろう。赤という色を考えれば、それぐらいまで削れればあとは火力などで止めを刺しにいけばよい。
対戦相手のライフを減らすことが目的ではない戦闘ではその凶悪さが光る。クリーチャー同士の戦闘やプレインズウォーカーへの攻撃役としてはめっぽう強い。軽減を許さないため、プロテクション持ちすらも踏み潰せる。
また、パワー10クリーチャーのお約束として、一撃必殺を狙うコンボもいくつか存在する。例えば血のほとばしり/Rush of Blood、汚れた一撃/Tainted Strikeなどとの組み合わせがお手軽。この場合も、ダメージが軽減されない性質が大きな強みになる。
統率者戦などの多人数戦ではサイズを維持しやすくなるので、より活躍するだろう。
- ぱっと見ると相手がライフ20でも二度殴ると勝てそうな気がするが、殴るたびに相手のライフが減ることに注意。
- たとえば、二段攻撃をもった害霊がライフ20のプレイヤーに攻撃しそれが通ったとすると、まず先制攻撃のタイミングで10点のダメージを与えるが、続く通常の戦闘ダメージ・ステップでは5点のダメージしか与えられない。
- これが自滅する可能性はほとんど無い。すべての対戦相手のライフが0点以下でかつゲームが継続されるのは極めて特殊な状況だからだ。
- 対戦相手のライフが2^(n-1)以上2^n未満ならばn回の攻撃で殴り殺すことができる。すなわち、対戦相手のライフが1ならば1回、2か3ならば2回、4~7ならば3回、8~15で4回、16~31ならば5回と言った具合である。無限ライフコンボなどによって極端に大きくなった相手のライフを削りきろうとする時の計算に使えるかもしれない。