ウォジェクの古参兵、アグルス・コス/Agrus Kos, Wojek Veteran
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小説版ラヴニカの主人公。自身の攻撃時に赤のクリーチャーのパワーと、白のクリーチャーのタフネスを強化する。
構築で使うのであれば+2/+0ボーナス目当てだろうが、こいつ自身も一緒に攻撃に参加しなければいけないので真っ先にブロッカーを集められて殺されるのがオチである。攻撃時5/5というのはそれなりに評価できるが、今のご時世、コスト・パフォーマンスだけならもっと優秀なクリーチャーがいるだろう。
ただ、もちろん5/5のアタッカーというだけでリミテッドではかなり活躍できる。
- 白のクリーチャーへの恩恵があまり嬉しくない。死ににくくはなるがそれだけである。
- トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfbloodと似ているようでかなり違う。トルシミールは自身が攻撃に参加する必要もないし、非戦闘員も大きくなる。
- 御年なんと110歳。それでも人間なんだし、ラヴニカの1年は短いのだろうか?
- 現在のウォジェクでの階級は副長(Lieutenant)(空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaireと同等)、56年前の階級は警官(Constable)(オルドルーンの猛士/Ordruun Commandoと同等)である。警官だった頃は、歳の割りに階級が低いと周囲も認めていたようである(小説中での記述)。
- 悲劇な事にディセンションのストーリーでは、不満を募らせたニヴ=ミゼットに深手を負わされ、殺されてしまう。その後、コスは霊となり幽霊街/Ghost Quarterへと引き寄せられて行く。どこまでも不遇の主人公だ。
関連カード
サイクル
ラヴニカ・ブロックの、ギルドの色のマナを1つずつ含む伝説のクリーチャーのサイクル。ギルドの持つ2つの色を参照する能力を持つ。
子分(Henchmen)、ギルドの勇者(Guild Champion)、Guild Lieutenantなどのサイクル名で呼ばれ、ギルドの補佐的な役割の人物が多い。中にはギルド指導者もいる。
- ウォジェクの古参兵、アグルス・コス/Agrus Kos, Wojek Veteran
- トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood
- ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari
- ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist
- アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV
- 血の魔女リゾルダ/Lyzolda, the Blood Witch
- シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary
参考
- ボロス軍/Boros Legion(背景世界/ストーリー用語)
- アグルス・コス/Agrus Kos(背景世界/ストーリー用語)
- ウォジェク/Wojek(背景世界/ストーリー用語)
- 壁紙(WotC)
- カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都 - レア