クラークの親指/Krark's Thumb
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コイン投げデッキ必携の伝説のアーティファクト。ミラディン・ブロックらしく、「コイン投げの勝率は50%」というルールを破壊する。
- 同時期に出た焦熱の計画/Fiery Gambitをはじめ、Mana Crypt、カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaurなど、強力なお供は結構存在する。
- 開発部はこれを2つコントロールしているときにはコインを3枚投げ2枚を無視するようにしたかったらしいが、書式がかなりややこしくなってしまう。別に4枚投げてもかまわないような気もするが、感覚の問題だろう。→ミラディン開発秘話ダイジェスト(Wizards社;英語)
- もしこれを2つコントロールしているならば、コインを4枚投げて3枚を無視する。3つ以上の場合も同様である(1つ増えると投げる数が2倍になるので、n個戦場に有れば、コインを2のn乗枚だけ投げる)。
- あなたがこれをn個コントロールしているなら、あなたが指定しなかった方の面だけが出る確率は1/2^(2^n)である。つまり、2つあれば1/16(6.25%)、3つあれば1/256(≒0.4%)、4つならなんと1/65536(≒0.0015%)の確率でしかコイン投げに負けないことになる。
- もっともあえて自分が負けるコイン投げの結果を残すこともできるので、狂った火猫/Crazed Firecatが出ていても(一度でも自分が負けるコイン投げの結果が出ていれば)任意のタイミングでコイン投げをやめられる。
- 伝説のアーティファクトなので、むろん単純に複数枚並べることはできない。