冬の宝珠/Winter Orb
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強力な妨害カード。マナロックの凶悪さはハルマゲドン/Armageddonでもよく知られたところ。特にこのカードは無色であるため、セニョールストンピィなど白以外のビートダウンデッキで重宝された。
恒久的なマナ拘束手段としてプリズンなどさまざまなロックデッキのキーカードとして活躍した。残った土地は他のタッパー(主に氷の干渉器/Icy Manipulatorや対立/Opposition)で封じる。
また、土地以外には干渉しないためマナ・アーティファクトやマナ・クリーチャーと相性が良い。特にクウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerとの相性の良さは抜群である。
最初期のルールでは常在型能力を持つアーティファクトはタップ状態だとその能力を失うことになっていたが、そのルールが変更された後もこのカードは長らくエラッタによってアンタップ状態でないと能力を持たないテキストになっていた。そのため、これを相手のターンの終了ステップにタップして自分は能力の影響を免れる、というプレイングが可能だったが、2011年5月のオラクル変更によってタップ状態でも能力を失わなくなり、そのプレイングは不可能になった。
- 修正版は静態の宝珠/Static Orb。
- エンチャント版は水位の上昇/Rising Waters。
- クリーチャー版は塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker。
- 土地ではなくアーティファクトのアンタップを制限するものは忌みの像/Imi Statue。
- 土地ではなくクリーチャーのアンタップを制限するものは煙幕/Smoke。
主なデッキ
参考
- The Top 50 Artifacts of All Time 第12位 (WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
- カード個別評価:第5版 - レア
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:リバイズド - レア
- カード個別評価:アンリミテッド - レア
- カード個別評価:Masters Edition - レア