Randy Buehler
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ランディ・ビューラー(Randy Buehler)は、アメリカのマジックプレイヤー、元ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社員。チーム「CMU」の一員であり、伝説的なデッキビルダーとしても知られている。
ホームランド発売前、ミネソタの大学院生であった頃にマジックを始める。友人間のプレイから6か月後にトーナメントを知り、トーナメントの競争へと熱中になる。プロツアー予選もすぐに挑戦し、ネットニュースから得たネクロデッキを使いトップ8になった。ピッツバーグに移った後は、カーネギーメロン大学の仲間と組み、多くのトーナメントへと挑んでいった。
プロツアーシカゴ97の優勝を契機に、マジックで請求を支払うための十分な金額を作れることから、大学院を休学する。そして、2年間の休学期間が終わる前にウィザーズ社からオファーがかかり、復学することなくウィザーズ社に入社することを選んだ。
ウィザーズ社ではインベイジョンの初期から開発チームに加わり、オデッセイで初のリード・デベロッパーを担当した。デジタルゲーミングの副代表も務めていたが、デジタルコンテンツ強化のため、2008年12月にウィザーズ社から解雇された(参考)。
プロツアーなどでは、Brian David-Marshallとコンビを組み、ウェブキャストによる実況中継やコメンテーターを担当している。こちらは解雇後も続けている。
- 2007年マジック・プロツアー殿堂入り。
主な戦績
- プロツアーシカゴ97 優勝
その他
- グランプリカンザスシティ99 ベスト8
- グランプリウィーン99 ベスト8
- グランプリリスボン98 ベスト4
- グランプリボストン98 準優勝
- グランプリインディアナポリス98 ベスト8
- グランプリアントワープ98 ベスト8
- グランプリアトランタ98 優勝
- 1997-1998年 ルーキー・オブ・ザ・イヤー
代表的なデッキ
- ドロー・ゴー (世界選手権99)
- メグリムジャー (グランプリウィーン99 ベスト8)
- カウンターフェニックス (グランプリボストン98準優勝、グランプリリスボン98 ベスト4)
- ユーロブルー (世界選手権98)
- ターボマルチ (アメリカ選手権98)
- タックス・ラック
- ストームネクロ (プロツアーシカゴ97 優勝)
- サンドポイズ
担当セット
- インベイジョン 開発チーム
- プレーンシフト 開発チーム
- アポカリプス 開発チーム
- オデッセイ 開発チーム(リード・デベロッパー)
- トーメント 開発チーム
- ジャッジメント 開発チーム(リード・デベロッパー)
- オンスロート 開発チーム(リード・デベロッパー)
- スカージ 開発チーム(リード・デベロッパー)
- ミラディン 開発チーム(リード・デベロッパー)
- フィフス・ドーン デザインチーム
- アンヒンジド デザインチーム
- 神河謀叛 デザインチーム
- ラヴニカ:ギルドの都 開発チーム
- コールドスナップ 開発チーム(リード・デベロッパー)
参考
- 殿堂入り記念ページ (WotC、英語)
- Unbreaking Transcendence (WotC、文:Randy Buehler、英語)
- CMU
- 実在の人物