焚書/Book Burning
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実は、その用途は相手に撃つのではなく、自分に向かって撃つことが主である。なぜならばこれによって速やかにスレッショルド状態となるからである。2ターン目なら割と悩むことになる。序盤から熊やワームに速攻で殴られるのよりは6点の方が痛くないかもしれないが、2マナ6点火力を自ら望んで喰らうのも……。また、フラッシュバックや渋面の溶岩使い/Grim Lavamancerとも相性が良い。集中砲火/Flame Burstとのシナジーもそれなりに大きい。
対戦相手に撃つ場合、基本的に相手は大人しくライブラリーを削らせてくれる。オデッセイ環境下では、墓地を増やすことがメリットなことが多いし、そうでなくともさすがに2マナ6点ダメージはきついからだ。
- 読みは「ふんしょ」。
- 日本語版ではテキスト中に「そのプレイヤー」という表記が二つあり、それぞれ指しているプレイヤーが違うのでややこしい。「焚書はそのプレイヤーに6点のダメージを与える」の「そのプレイヤー」は、その直前に書いてある「いずれかのプレイヤー」のことである。「そのプレイヤーのライブラリーのカードを上から6枚、自分の墓地に置く」の「そのプレイヤー」は、対象になっているプレイヤーのことである。
- 英語版では改行の仕方のせいで「プレイヤーが焚書を持っていなければ、6ダメージを与えた上にライブラリーを6枚削る」と間違えて読まれた事がある。
参考
- ミスなんてもってのほか その17(米Wizards社、英文)
- M:tGやっちまった小咄集(Braingeyser、上の記事の和訳)
- 懲罰者カード
- カード名国語辞典
- カード個別評価:ジャッジメント - コモン