オーナー
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オブジェクトのそれぞれについて、その所有者であるプレイヤーをオーナー/Ownerと呼ぶ。
コントローラーとは、別の概念である。ゲーム中、なにかの効果によってコントローラーは変更されうるが、オーナーが変更されることはない(アンティは例外)。
- カードのオーナー
- 基本的に、ゲーム開始時にそのカードをデッキに入れていたプレイヤーのことである。
- ゲーム開始時点で統率領域にあるカードについては、そのカードを統率領域に置いたプレイヤーをオーナーとする。
- ゲームの外部からゲーム内に移動したカードについては、そのカードを移動させたプレイヤーをオーナーとする。
- ゲームの外部にあるカードについては、それがマジックのゲームに含まれるのならば上記の規定に従う。それがサイドボードにあるのならばそのカードをサイドボードに入れてゲームを始めたプレイヤーがオーナーである。それ以外の場合はそのカードの法律上の所有者がオーナーである。
- トークンのオーナー
- そのトークンが戦場に出る時のコントローラーと同じ(そのトークンを戦場に出したプレイヤー)である。
- あるオブジェクトのオーナーである権利を「所有権(ownership)」と言う。「オーナー」と「所有権」の関係は「コントローラー」と「コントロール」の関係と同じ、と考えれば分かりやすいかもしれない。
- 「カードの実際の持ち主は誰か」という法的な所有権は、アンティを除いてゲーム・ルール上では考慮しない。そのアンティに関連するカードは全て禁止カードになっている。
- あるオブジェクトが墓地、手札、ライブラリーに移動する場合、それはそのオーナーの領域へ移動する。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 108 カード
- 108.3 カードのオーナーとは、そのカードをデッキに入れてゲームを始めたプレイヤーのことである。ゲーム中に外部から加えられたカードがあった場合、それのオーナーはそれをゲームに加えたプレイヤーである。ゲーム開始時点で統率領域にカードがある場合、それのオーナーはそれを統率領域に置いたプレイヤーである。法律上の所有権はアンティを除いてゲームのルール上は考慮しない(rule 407 参照)。
- 108.3a 「単一次元デッキ」選択ルールを用いたプレインチェイス戦においては、次元 コントローラーが次元デッキに含まれるカードすべてのオーナーであるとして扱う。rule 901.6 参照。
- 108.3b プレイヤーに、自分がオーナーであるカードをゲームの外部から選んでゲームに入れることを認める呪文や能力が存在する(rule 400.11b 参照)。外部にあるカードがマジックのゲームに関わることになる場合、そのオーナーは rule 108.3 の規定によって決定される。外部にあるカードがマジックのゲームのサイドボードである場合(rule 100.4 参照)、そのオーナーはそのカードをサイドボードに入れてゲームを始めたプレイヤーであるとする。それ以外の場合、外部にあるカードのオーナーは法律上の所有者である。
- 108.3 カードのオーナーとは、そのカードをデッキに入れてゲームを始めたプレイヤーのことである。ゲーム中に外部から加えられたカードがあった場合、それのオーナーはそれをゲームに加えたプレイヤーである。ゲーム開始時点で統率領域にカードがある場合、それのオーナーはそれを統率領域に置いたプレイヤーである。法律上の所有権はアンティを除いてゲームのルール上は考慮しない(rule 407 参照)。
- 108 カード