有角カヴー/Horned Kavu
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2マナで3/4とだけ聞けばさすが開門クリーチャーと思えるが、その軽さと開門能力が噛み合っていないので構築ではあまり使われなかった。最速で戦場に出そうとすると極楽鳥/Birds of Paradise等のマナ・クリーチャーを手札に戻さざるを得ず、かえってテンポダウンを招いてしまう。かと言って、火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuやブラストダーム/Blastodermを戻すまで待つのであれば、2マナと言う軽さの意味が余り無い。上記の4マナ圏の再利用候補の1マナ後ろにシヴのワーム/Shivan Wurmと言う強力なクリーチャーがいたのも原因。
ただし、リミテッドでは話は別。テンポを失っても、最速2ターン目に出てくる3/4は脅威になる。序盤の強力なクロックを形成できるため、特に速攻系のデッキでは強烈な力を発揮する。またリミテッドではアドバンテージの影響が顕著であり、火炎舌のカヴーを再利用できるならば、そのために入れるのも良い。
関連カード
サイクル
- 銀のドレイク/Silver Drake
- 洞窟のハーピー/Cavern Harpy
- 溶岩のゾンビ/Lava Zombie
- 有角カヴー/Horned Kavu
- 鉄葉の聖騎士/Steel Leaf Paladin
ストーリー
有角カヴー/Horned Kavuはヤヴィマヤ/Yavimaya発祥のカヴーの1種。しかし、ヤヴィマヤの化身であるムルタニ/Multaniによると、この種のカヴーは自然の産物ではなくラースの被覆/Rathi Overlayが霊気/Ætherに干渉した結果であるという。イラストではカヴーが霊気の膜を抜けて別の姿に変貌する様子が見られる。