電結の荒廃者/Arcbound Ravager

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Arcbound Ravager / 電結の荒廃者 (2)
アーティファクト クリーチャー — ビースト(Beast)

アーティファクト1つを生け贄に捧げる:電結の荒廃者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)

0/0

最強の0/0クリーチャーの1つ。電結親和の基盤。恐らくはダークスティールトップレアであるだろう。

スタンダード環境を荒廃させてしまった原因となったカード。大量のアーティファクト戦場に出し、アーティファクトを生け贄に捧げる能力と、大霊堂の信奉者/Disciple of the Vaultシナジー対戦相手ライフを一気に失わせることができる。戦場に出たターン+1/+1カウンターを次々に置き、さらに自身を生け贄に捧げて他のアーティファクト・クリーチャーを強化することもできる。

単純に使ってもカウンターが置かれやすいのが特徴。アーティファクトの除去対応してそれを生け贄に捧げる、クリーチャーが相打ちになる場合ダメージがスタックに乗った後にそれを生け贄に捧げる(ダークスティール当時のルール)など、ほとんどただ同然でカウンターが置かれることが多い。自身も生け贄に捧げられるので追放するという手段も使えない。おかげでこれが戦場にいるだけで除去呪文を唱える方が損をするという奇妙な状況になってしまうのである。

同様な能力を持つカードとしてエイトグ/Atogがあるが、こちらは爆発力がある代わりに修整ターン終了時までなので、接合を持つ電結の荒廃者の方がよいとされる。ただし、アーティファクト破壊を嫌ってエイトグが使われる場合もあり、メタ次第といったところか。

前々から悪い評判が多かったが、2005年3月20日からスタンダード禁止カードに指定される。さらに2006年3月20日からミラディン・ブロック構築でも禁止。

参考

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