クラークの親指/Krark's Thumb
提供:MTG Wiki
コイン投げデッキ必携の伝説のアーティファクト。ミラディン・ブロックらしく、「コイン投げの勝率は50%」というルールを破壊する。
2マナと軽く、しかるべくつくられたデッキではとても強い。ただし、実用的なコイン投げデッキなんかそもそもないとかいうのは公然の秘密だ。
- 同時期に出た焦熱の計画/Fiery Gambitをはじめ、Mana Crypt、カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaurなど、強力なお供は結構存在する。
- 開発部はこれが2個戦場にあるときにはコインを3枚投げ2枚を無視するようにしたかったらしいが、書式がかなりややこしくなってしまう。別に4枚投げてもかまわないような気もするが、感覚の問題だろう。→ミラディン開発秘話ダイジェスト(Wizards社;英語)
- もしこれが2つ戦場にあるならば、コインを4枚投げて3枚を無視する。3つ以上の場合も同様である(1つ増えると投げる数が2倍になるので、n個戦場に有れば、コインを2のn乗枚だけ投げる)。
- あなたがこれをn個コントロールするなら、あなたの指定しなかった方の面だけが出る確率は1/2^(2^n)である。つまり、2つあれば1/16(6.25%)、3つあれば1/256(≒0.4%)、4つならなんと1/65536(≒0.0015%)の確率でしかフリップに負けないことになる。
- 鏡の画廊/Mirror Galleryを出しておき、クリーチャー化させた親指と、追われる足跡/Followed Footstepsでいくらでもコピーを作ることができる。