禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
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土地
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
あなたがマナを引き出す目的で禁忌の果樹園をタップするたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のコントロール下で無色の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
神河物語の5色地形。デメリットは対戦相手へのスピリット・クリーチャー・トークン贈与である。
能力は真鍮の都/City of Brassとの比較が分かりやすい。マナを生み出すことでは直接ダメージを受けないが、こちらは対戦相手のコントロール下でクリーチャー・トークンを生み出してしまうため、何度も使うとダメージソースが一気に蓄積してしまう。放っておけば、クリーチャー・トークンからの攻撃でかなりのダメージを受けてしまうだろう。
このデメリットは魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal、上天の閃光/AEther Flash、致死の蒸気/Lethal Vapors等の恒久的なクリーチャー除去手段と組み合わせれば無視できる。
容易にクリーチャーを戦場に出すことができるので、侵入警報/Intruder Alarmとのギミックを作れる。単体では意味が無いが、これ自身をクリーチャー化することで無限マナを発生させることができる。このコンボ、もしくはそれを使ったデッキがフォービドゥンアラームである。また、草原のドルイド僧/Ley Druid系の、土地をアンタップできるクリーチャーと併用してもよい。
オース系デッキにおいては、「対戦相手がクリーチャーをコントロールしていない」という問題点を解消するこれ以上ない手段である。実際、このカードの登場によりオースはヴィンテージにおいて主要デッキの1つとなった。逆に相手がオースだった場合にはその妨害も可能。
- 対戦相手が被覆を持っているなど、対象にできない状態であれば、このデメリットを回避できる。
- これにより戦場に出たトークンが破壊されたり手札に戻されたりした場合、この能力の対象となった対戦相手の墓地や手札に送られる(そのあと状況起因処理で消滅する)。
- 基本セット2010でルールが変更されるまでは、トークンのオーナーは能力を起動したプレイヤーだった。そのため、ワープワールドでは自分がオーナーであるパーマネントを増やすのに活用された。