領土を滅ぼすもの/Realm Razer

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2009年12月31日 (木) 21:14時点における133.205.104.218 (トーク) - whois による版
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すべての土地ゲームから取り除くという強烈なナイトメアCIP能力を持つナヤカラーのビースト。 ただし、これが戦場を離れるとすべての土地は戻ってくる点も他のナイトメアと同じ。

1枚のカードだけで往年のセラマゲドンアーニーゲドンの真似事ができるとあれば、非常に強力。 また、荒廃の天使/Desolation Angelと違い、戦場を離れると土地が戻ってくるため、対処された場合の回復は幾分か楽になっている。

しかし、3の6マナという重さに対してタフネスはたったの2しかなく、を含まないのでの火力や除去であっさり落とされる可能性は高い。また、環境に糾弾/Condemn流刑への道/Path to Exileといった白1マナの除去が充実しているのも痛い。

回避能力の類もないので2~3マナ程度のクリーチャーブロックされても容易に相打ちが取られてしまう。

活躍させるには事前に相手のクリーチャーを除去しておいたり、ブロックされて破壊されるようなら戦闘は他のクリーチャーに任せるなどといった一手間が必要かもしれない。

ナヤの「パワー5以上」のシステムに対応していないのも残念である。

開発秘話

このカードは開発時に調整を重ねて大きく変化し、イラストも他のカードと二回交換されている。

プレイテスト時の名称は「Armageddon Man」といい、マナ・コストは(4)(白)(白)でサイズは2/2。予定されていたイラストにはバント/Bant騎士が描かれていて、左手のランスで指し示した雲は渦巻き、土地を消し去る嵐の発生を予感させるというものだった。

その後、呪文コストが(3)(赤)(緑)(白)とナヤ/Nayaの組み合わせに修正されたため、騎士のイラストは白蘭の騎士/Knight of the White Orchidに転用され、代わりにこのカードはナヤの3色バニラ・クリーチャーに用意されていたナカティル戦士のイラストに変更された。それに伴いクリーチャー・タイプシャーマンに、サイズは2/2から4/3になったが、レオニン/Leoninのシャーマンにしては平均よりいささか大き過ぎていた。

一方、圧倒する咆哮/Resounding Roar用に描かれた巨獣のイラスト呪文というよりクリーチャーに見えるという弊害もあったため、ナカティル戦士のイラストと交換することになった(クリーチャー・タイプはビーストに)。そして最後に、除去されにくくても問題なので、開発陣はサイズの見直しを行い、調整の結果4/2に落ち着いた。(→Topic Explosion参照)

参考

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