極楽鳥/Birds of Paradise
提供：MTG Wiki
マジック初の緑のマナ・クリーチャーの一つ。ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesと並んで、マナ・クリーチャーの象徴的なカードとなっている。
目次 |
概要
1マナでプレイでき、好きな色のマナ1点を生み出すことができるため、序盤のマナ加速や緑を中心とする多色デッキのマナ・ベースを安定させる上で欠かせない存在となっている。
パワーが0であるため戦闘には向かないが、飛行を持っているためブランチウッドの鎧/Blanchwood Armorなどの強化を用いて攻撃に使うこともできるほか、巨大化/Giant Growthなどでコンバット・トリックを利用したり、忍術の種としても適している。緑は飛行が苦手な色であるため、「1マナでペナルティのない飛行クリーチャー」というだけでも貴重な存在である。
元々のクリーチャー・タイプは「マナ・バード」だったが第６版で鳥に変更された。このため、古くからのプレイヤーはこのカードを「マナ・バード」と呼ぶこともある。
収録状況
アルファに収録されて以来、ほとんどの基本セットに収録され続けているが、唯一第９版では除外されている。これは当時のウィザーズ社に「基本セットに極楽鳥とラノワールのエルフの両方を収録すべきでない」という見解があったためであり、第８版では逆にラノワールのエルフが再録されていなかった。しかし、続く第１０版には元通り両方が収録されている。
第９版当時も、両者が同じ環境にあること自体は問題視されておらず、第９版直後のラヴニカ：ギルドの都には収録された（むしろこの再録を前提とした除外であったとも考えられる）。また、このとき初めてフレイバー・テキストが与えられた。
その他
- アルファから第６版まで使われていたイラスト（→画像）は、もともとTropical Islandのために描かれたものであったが、島よりも鳥の方が目立っていたため土地のイラストとしては没となった。極楽鳥はこのイラストの印象に合わせてデザインされたものである。
- 英名"Bird of Paradise"から、通称はバッパラ、バーパラなど。
