先制攻撃

提供:MTG Wiki

2009年8月25日 (火) 23:49時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索
先制攻撃/First strike
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.7

先制攻撃/First strikeは、マジック初期から存在するキーワード能力クリーチャーが持つ、戦闘ダメージ・ステップのルールを変更する常在型能力である。


Youthful Knight / 若年の騎士 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

先制攻撃

2/1

定義

戦闘ダメージ・ステップの開始時に、少なくとも1体の攻撃クリーチャーまたはブロック・クリーチャーが先制攻撃か二段攻撃を持つ場合、先制攻撃か二段攻撃を持つクリーチャーのみがそのステップで戦闘ダメージを与える。

そのステップ後、戦闘終了ステップに進む代わりに、戦闘フェイズは第2戦闘ダメージ・ステップを得て、残りのクリーチャーからのダメージを処理する。第2戦闘ダメージ・ステップの間には、以下の条件を満たした攻撃クリーチャーとブロック・クリーチャーのみがダメージを与える。

  1. 最初の戦闘ダメージ・ステップ開始時に先制攻撃を持っていなかったクリーチャー
    • 最初の戦闘ダメージ・ステップ開始時に二段攻撃を持っていて、なおかつ第2戦闘ダメージ・ステップの時点で二段攻撃を持っていないクリーチャーはダメージを与えない。
  2. 第2戦闘ダメージ・ステップの時点で二段攻撃を持っているクリーチャー

このステップの後、戦闘終了ステップに進む。

解説

ルール

要するに、先制攻撃(や二段攻撃)を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与えられる能力である。

しかし、実際の流れは少し複雑。先制攻撃(か二段攻撃)を持つクリーチャーが攻撃ブロックに参加している場合、追加の戦闘ダメージ・ステップが新たにできる。その新しくできた戦闘ダメージ・ステップでは、先制攻撃(や二段攻撃)を持つクリーチャーのみ戦闘ダメージを与え、通常と同様に処理される。その後、残りのクリーチャーのための戦闘ダメージ・ステップが行われる。

のちに登場する二段攻撃は、先制攻撃と戦闘の流れにおいて共通の処理を行う部分が多くある。二段攻撃の項も参照のこと。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE