他の〜とのバンド

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2009年7月19日 (日) 20:53時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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他の〜とのバンド/Bands with Other 〜
種別 常在型能力
登場セット レジェンド
CR CR:702.22b

他の〜とのバンド/Bands with Other 〜は、レジェンドで登場した、キーワード能力バンドの特殊な形態。

定義

プレイヤーが攻撃クリーチャーを指定する際、「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャー1体以上を含む任意の数の[性質]クリーチャーを1つの「バンド」として指定してもよい。プレイヤーは同時にいくつの攻撃バンドを指定してもよいが、各クリーチャーは同時に2つ以上のバンドに所属することはできない。

戦闘ダメージ・ステップの間、攻撃クリーチャーが「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーと他の[性質]クリーチャーの両方によってブロックされた場合、(アクティブ・プレイヤーでなく)防御プレイヤーが攻撃クリーチャーのダメージの割り振りを決める。そのプレイヤーはそのクリーチャーの戦闘ダメージを、ブロックしているクリーチャーすべての中で任意に割り振ることができる。

戦闘ダメージ・ステップの間、ブロック・クリーチャーが「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーと他の[性質]クリーチャーの両方をブロックした場合、(防御プレイヤーでなく)アクティブ・プレイヤーがブロック・クリーチャーのダメージの割り振りを決める。そのプレイヤーはそのクリーチャーの戦闘ダメージを、それにブロックされているクリーチャーすべての中で任意に割り振ることができる。

  • 本節では「他の〜とのバンド」に関する定義のみを挙げている。指定した「バンド」に関する効果バンド#定義を参照。

解説

要するに制限付きのバンド。通常のバンドとは基本的には同じ処理を行うが、以下の2つが異なる。

  1. この能力で作ることができる攻撃バンドには、[性質]クリーチャーのみが参加でき、「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーを1体以上含まなければいけない。[性質]でないクリーチャーは参加できない。
  2. この能力による戦闘ダメージ割り振りの権利を得るためには、「他の[性質]とのバンド」を持つ[性質]クリーチャーと他の[性質]クリーチャーが必要となる。

レジェンドの土地サイクルが該当する伝説のクリーチャーに与える、またはMaster of the Huntが生成するトークンが持つ。また、TolariaShelkin Brownieはこれを失わせる能力を持つ。この能力を最初から持っているカード黒枠にはなかったのだが、アンヒンジドで「他の恐竜とのバンド」を持つOld Fogeyが登場した。

  • 何らかの能力によってバンドを失う場合、他の〜とのバンドもまた失われる。
    • なお、唯一のバンドを失わせるカードであるTolariaは、ルール文章に「他の〜とのバンド」も失わせるように記述されている。

旧ルール

以前はバンドに参加できる条件が異なっていた。以前の条件は「『他の[性質]とのバンド』を持つクリーチャーバンドを持つクリーチャー」と、非常に限られた範囲でしかバンドを組むことができず、また、「他の[性質]とのバンド」を持つクリーチャーが[性質]である必要はなかった。

その能力名に反して「他の[性質]とのバンド」を持たない[性質]クリーチャーはそのバンドに参加できない旧ルールだったが、基本セット2010発売に伴う総合ルールの更新で、その能力名の言い回しに基づく、より直感的な方法で機能させるために、現在の能力へと変更された。(→July 2009 Update Bulletin - Rule Changes参照)

  • 以前の総合ルールはバンドとは別の項が設けられ、その項にバンドの構成方法が記載されていたが、ルール変更時にバンドの項へと統合された。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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