疫病スリヴァー/Plague Sliver
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Juzam Djinnを元にデザインされたスリヴァー。デメリット能力を付加するスリヴァーは史上初である。
これ単体で見た場合、4マナ5/5、毎アップキープに自分に1点と、Juzam Djinnそのもの。必然的に数を並べる戦法のスリヴァーデッキにこれを採用するのは危険が大きい。
これ以外のスリヴァーを使わないデッキならば能力共有によるデメリット増大を考えなくて良く、逆に非常に強力なスリヴァー対策になる。多相クリーチャーを多用している相手に対しても、意外と良いダメージソースになったりする。もちろんその場合でもこれを複数戦場に出せば、2体で4点、3体で9点といった具合に大ダメージを受けるため、結果単体で使わざるを得ないというデメリットはある。
高いコストパフォーマンスを買われてか、時のらせん参入時のレガシーの黒ウィニーでは、これを搭載したタイプが結果を残していた。しかし、未来予知でタルモゴイフ/Tarmogoyfと墓忍び/Tombstalkerという、革新的なアタッカーが登場したことで一気に姿を消してしまった悲運のカードである。
- 精油スリヴァー/Essence Sliverが1体いれば損失ライフを補填することが出来る。ただし、ダメージを受けるのが先なのでアップキープ開始時にライフが1点だと敗北してしまうのは注意。
- 肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver、念動スリヴァー/Telekinetic Sliverと並んで初のダブルシンボルのスリヴァーである。
- 菌類スリヴァー/Fungus Sliverと一緒に出して最下層民/Pariahをつけるのもいいだろう。
関連カード
サイクル
時のらせんのレアスリヴァーのサイクル。いずれもかつて存在したクリーチャーの能力をスリヴァー全体に与える。
- 肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver
- 心霊スリヴァー/Psionic Sliver
- 疫病スリヴァー/Plague Sliver
- 菅草スリヴァー/Sedge Sliver
- 菌類スリヴァー/Fungus Sliver