対立
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対立(Opposition) (デッキ)は、対立/Oppositionと軽量クリーチャー利用した軽いロックを掛けるデッキ。
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概要
ウルザ・ブロック構築で錯乱した隠遁者/Deranged Hermitを組み合わせたリス対立が登場したのが始まり。
しばらくの後、第7版で再録されると、様々なバリエーションを以て活躍した。
対立/Oppositionを有効活用するためにはクリーチャーをある程度並べないといけない為、マナ・クリーチャーやトークン製造に特化している緑との併用が目立つ。また、対立/Oppositionの強力なボードコントロールに着目してビート・コントロールの形態をとる場合もある。(この場合、のちのセレズニア対立にも通じるものがある。)
オデッセイ・ブロック期
リスの巣/Squirrel Nestから生まれるリス・トークンを使用したリス対立が登場する。
動きはロックよりもビート・コントロールに近く、野生の雑種犬/Wild Mongrel・獣群の呼び声/Call of the Herdといったオデッセイを代表する強力クリーチャー陣営が後押しする。
また、ナントゥーコの祭殿/Nantuko Shrineのトークン生産能力を利用した卵対立も現れた。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
第7版で対立/Oppositionが再録されたことで様々なデッキが登場した。
静態の宝珠/Static Orbとのシナジーでハードロックをかけるブルーオーブ系デッキ・対立オーブが登場。ミラーマッチに有利になるようクリーチャーをマーフォークに差し替えたフィッシュ対立も現れた。
また、それとは別路線で、自然発生/Spontaneous Generationからの苗木トークンを使用した苗木対立や、赤をタッチした亜種のターボタクシーも登場し、世界選手権01などで活躍した。
サンプルレシピ
- マスクス〜インベイジョン・ブロック期の青緑ビートダウンタイプ。
- 対立/Oppositionでロックをかけるというよりも、緑のクリーチャーによるビートダウンに対立/Oppositionによるボードコントロールを加える形で、後のセレズニア対立に動きが近い。
- メインデッキは基本地形以外全て4枚で、その基本地形も半々という非常に分かりやすい構成になっている。
ウルザ・ブロック期
ウルザズ・デスティニーで対立/Oppositionが参入すると、錯乱した隠遁者/Deranged Hermitのリス・トークンと合わせたリス対立が登場、当時のスタンダードやウルザ・ブロック構築などで活躍した。
エクステンデッド
旧エクステンデッドには、ゾンビプリズンと呼ばれるデッキが存在した。
ゾンビの横行/Zombie Infestationから生まれたゾンビ・トークンを対立/Oppositionのエンジンに使用する。冬の宝珠/Winter Orbのマナロックにより当時メタの中心にあったトリックスに強いのも大きい。