残響の力線/Leyline of Resonance
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エンチャント
残響の力線があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、これが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャー1体だけを対象としていて、インスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、その呪文をコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
ダスクモーン:戦慄の館の赤の力線はインスタントやソーサリーのコピー。ただし自分のクリーチャー1体だけを対象にした呪文限定。
基本的には単体強化をコピーしていく形になるのだが、登場時のスタンダードには心火の英雄/Heartfire Heroを軸とした赤単アグロやグルール・アグロという非常に相性の良いデッキが存在。元々高速でビートダウンを可能とするデッキだったのが、これの登場で最速で2ターンキルが可能なまでに強化された。力線の例に漏れず初手に来る確率を上げるために採用する場合は必ず4枚積みされる。2枚以上引いた場合はコピーの回数を更に増やすことが可能なため、複数枚引いてしまっても問題無し。一方でやはり初期手札以外で引いた場合は無駄札に等しいため、上述のデッキでも採用しない型が環境に混在している。
この手のコンボパーツとして強力なカードの例に漏れず、基本的には自由に相方を設定できる構築向けの存在。リミテッドでもコンバット・トリックを中心にピックしているなら機能しない訳ではないが、そもそもインスタントやソーサリーを中心にしたピック自体がクリーチャー同士の殴り合いが主体であるリミテッドにおいてはリスキー。コピーできる呪文が限定されているとあれば尚更である。
- 1番目の能力についてのルールは力線を参照。
- コピーについてのルールはスタック上の呪文をコピーする効果、コピー可能な値#スタック上のオブジェクトのコピーを参照。
禁止指定
本来の改定時期ではない日本時間2024年10月23日付けで、MTGアリーナにおけるスタンダードBO1において禁止カードに指定される。また、アルケミーについてもBO1、BO3共に再調整が入るまで一時停止措置となった[1]。
BO1における残響の力線デッキはマリガンや最初のドローで勝利できる手札でなかった場合投了するか、あるいは最初の数ターンで勝利するかのどちらかになってしまう。これはサイドボードによる対策が無いBO1環境において対戦相手に介入の余地が無い対戦を作り出し、MTGアリーナが考える「通常の遊び方」から逸脱していると考えられた。
再調整
ファウンデーションズ導入と同時の2024年11月12日(日本時間13日)に一時停止措置が解除されると共に再調整された[2]。
MTGアリーナ専用カード
Leyline of Resonance / 残響の力線 (2)(赤)(赤)エンチャント
残響の力線があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、これが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャー1体だけを対象としていて、インスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、(1)を支払ってもよい。そうしたなら、その呪文をコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
呪文のコピーにマナが必要となったため、調整前の爆発力は失われた。
関連カード
サイクル
ダスクモーン:戦慄の館の力線サイクル。ゲーム開始時の手札にあると直接戦場に出せるエンチャント。稀少度はレア。
- 希望の力線/Leyline of Hope
- 変貌の力線/Leyline of Transformation
- 虚空の力線/Leyline of the Void
- 残響の力線/Leyline of Resonance
- 変異の力線/Leyline of Mutation