苗木の移牧/Saproling Migration

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2024年1月24日 (水) 11:29時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版
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Saproling Migration / 苗木の移牧 (1)(緑)
ソーサリー

キッカー(4)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(4)を支払ってもよい。)
緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを2体生成する。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに、そのトークンを4体生成する。


苗木クリーチャートークンを2体生成するソーサリーキッカーすると生成するトークンが4体になる。

2マナで2体のトークンを生成するソーサリーは、にはあったがでは初。キッカーすればマナレシオは低下するものの、マナフラッド時に1枚で3体分のボード・アドバンテージが得られるため後半でも腐りにくい。出てくるトークンが部族シナジーが得やすい苗木であることも追い風。

リミテッドでは盤面を支える低マナ域として有用であり、キッカーすれば回避能力を持たないファッティを長時間足止めできる。苗木関連のシナジーがあれば、更に評価は上がる。生け贄を要求する雑食のサリッド/Thallid Omnivore血の儀式司、ウィスパー/Whisper, Blood Liturgistとも相性がよく、黒緑デッキを組むなら積極的にピックしたい。

構築においても貴重な2マナのトークン生成カードであり、合うデッキであれば採用出来る性能。ラヴニカのギルド参入後のスタンダードでは、セレズニア・トークンの2マナ域を埋める定番カードになっている。

モダンではクリーチャー比率を増やさず積めるエルドラージ変身のサブプランとして候補に上がり、公式コラムとしてもこれについて取り上げられている[1]

開発秘話

原案ではキッカーを持たず、カード名は「Best Buds」であった。生成される苗木2体が「最良の植物の芽(Best Buds)」であり「最高の相棒(Best Buds)」であると両方の意味にとれることから、開発陣には受けが良かった。しかし、一貫したファンタジー概念を伝えることに失敗しているとして、この魅力的な名称は惜しまれながらも変更されることになった。[2][3]

脚注

  1. 青緑変身(モダン) 岩SHOWの「デイリー・デッキ」(Daily MTG 2018.5.15)
  2. The M-Files: Dominaria Edition – Red, Gold, and Artifacts(Play Design 2018年5月11日 Dan Musser著)
  3. 和訳版のMファイル『ドミナリア』編・赤緑・多色・アーティファクトではこの経緯が完全に説明不足である。

参考

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