統一王、アラゴルン/Aragorn, the Uniter
提供：MTG Wiki
赤緑白青の4色を持つ伝説の人間・貴族。唱えた呪文の色によりトークン生成、占術、本体火力、強化を誘発させる。
直接的にカード・アドバンテージを稼ぐことができず除去耐性もないが、代わりにライフを削ることに重点をおいた能力構成となっている。3～4点のライフを削れる赤と緑の能力が目を引くが、ブロッカーによる時間稼ぎやライブラリー操作で次の呪文へと繋げられる白・青も便利である。多色呪文とは相性が良く、一度に複数の能力を誘発させられるのでマナ効率が良くなる。創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationは単純にカードパワーが高い4色カードというだけでなく、ドローやマナ加速でアラゴルンの誘発をサポートしてくれる点でも相性が良い。
後続のカードを唱えて初めて機能するデザインであり、潤沢なアドバンテージ源があるデッキの中堅といったところ。戦場に出ただけではバニラ同然であり除去にも脆いため、マナカーブの頂点に置いたフィニッシャーとして使うのは難しい。
統率者への適性も高い。固有色の多い伝説のクリーチャーであることはもちろん、呪文を無限に唱えられるコンボを直接的な勝ち筋にできるからである。白・赤・緑に加え、青による無限占術も勝ち筋へのアクセスになる。食物連鎖/Food Chainは不死身、スクイー/Squee, the Immortalで赤を、霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffinで青を無限に唱えられるだけではなく、アラゴルンの色拘束をカバーできるため相性が良い。
[編集] ルール
- アラゴルンの能力は呪文を唱えることで誘発するので、呪文を唱え終えた後、プレイヤーが優先権を得る前にスタックに置かれ、誘発させた呪文より必ず先に解決される。
- 該当する複数の色を持つ呪文を唱えた場合、対応する色の能力を好きな順番でスタックに置ける（CR:405.3）。
- 緑と白を両方含む呪文を唱えた場合、その呪文による誘発で生成されるトークンを同じ誘発による修整の対象にすることはできない。緑の能力がスタックに置かれる段階ではトークンがまだ戦場に出ていないからである（CR:115.1）。
[編集] 関連カード
- 一行のリーダー、アラゴルン/Aragorn, Company Leader
- 統一王、アラゴルン/Aragorn, the Uniter
- 北方のレンジャー、ストライダー/Strider, Ranger of the North
- 契り結びし、アラゴルンとアルウェン/Aragorn and Arwen, Wed
- ゴンドールの王、アラゴルン/Aragorn, King of Gondor
- Aragorn, Hornburg Hero
[編集] ストーリー
エレンディル/Elendilの正統な血筋とペレンノール野の合戦を勝利へ導いた実績、そしてファラミア/Faramirらを癒した御業を持って、ゴンドール/Gondor国の王となったアラゴルン/Aragorn(イラスト)。
詳細は一行のリーダー、アラゴルン/Aragorn, Company Leader#ストーリーを参照。
- 指輪フレーム版のイラストは、失われたと思われていた白の木/The White Treeの若木を見出したシーン。
