Masterpiece Series

提供:MTG Wiki

2023年8月26日 (土) 01:36時点における14.133.28.98 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Masterpiece Series とは、ブースターパックから希少な確率で出てくる特殊なカード群。呼称は異なるがボーナスシートと呼ばれる類似企画についても扱う。

目次

概要

ブースターパックに希少な確率で封入される特別なプレミアム・カードZendikar Expeditionsの成功を受け、カラデシュから各カードセットに導入されていく事が発表された。しかし連続して収録していくにつれ全体の水準が低くなるということがわかり、Amonkhet Invocations以後は”素晴らしいことができる”ときのみ収録されることとなった[1]。後にボーナスシートと呼称を変えて ゼンディカーの夜明けエクスペディションミスティカルアーカイブなどで同様の企画が登場するようになった。

ブロックのテーマに沿った、封入されるセットのカードも含めた再録カードから構成される。シリーズごとに特殊なカード文章欄が使われており、箔押しも通常のプレミアム・カードとは違った処理になっている。Zendikar Expeditionsを除き、いずれもスペシャル稀少度となっている。

  • 封入されるセットには含まれない独立したセットとして扱われ、エキスパンション・シンボルも独自のものを持つ。よってスタンダードモダンで使用できるとは限らない。ただしリミテッドではカードプールに加え入れることができる。
  • どの言語のパックであっても英語版が封入されている。他言語版も印刷するとなると、それらの言語の印刷数が少なくなりすぎるためであるとZendikar Expeditionsの際に説明されている[2]
  • Magic Onlineでは、Zendikar Expeditionsを除き該当のブースターパックには封入されず、Treasure Chestなどから入手することができる。また、特殊セット扱いなので現物化はできない。
  • 封入率については該当する各項を参照のこと。

シリーズ

ゼンディカーの夜明けエクスペディション以降はMasterpiece Seriesではなくボーナスシートと呼ばれているが、企画意図が似ているのでまとめて扱う。

Zendikar Expeditions

戦乱のゼンディカー・ブロックと共に収録された。基本でない土地のみで構成される。

Masterpiece Series確立以前のセットであるが、カラデシュのリリースノートに、"「Zendikar Expeditions」から始まったMasterpiece seriesの第2弾が「Kaladesh Inventions」である。"との記載があるため、こちらがシリーズ第1弾として扱われる[3]

Kaladesh Inventions

カラデシュ・ブロックと共に収録された。カラデシュ/Kaladeshの発明博覧会に出展されたというフレーバーで、有名なアーティファクト・カードを収録している。

Amonkhet Invocations

アモンケット・ブロックと共に収録された。アモンケットにはアモンケット/Amonkhet神々の力を思わせるカードが、破滅の刻には王神/God Phalaohことニコル・ボーラス/Nicol Bolasの力を思わせるカードが選出されている。

ゼンディカーの夜明けエクスペディション

ゼンディカーの夜明けと共に収録された。過去の強力な土地カードが、新規イラストで収録されたセット。面晶体/Hedron‎をモチーフにした特殊なフルアートとなっている。

ミスティカルアーカイブ

ストリクスヘイヴン/Strixhavenのあらゆる知識や呪文が収められた大図書棟/The Biblioplexから、マジックの歴史から厳選された63種類のカードが古文書を意識した特別なフレームとアートスタイルのイラストで収録されている。

兄弟戦争旧枠版アーティファクト‎

兄弟戦争に付属する強力なアーティファクトが収録されたセット。各カードには通常のイラストのものと、その設計図を思わせるものの二種類のイラスト(「設計図」版アーティファクト)が存在している。

多元宇宙の伝説

機械兵団の進軍に付属する、新ファイレクシア/New Phyrexiaの脅威に立ち向かう各次元の伝説のクリーチャーを収録したセット。 各次元/Planeを意識した特殊なフレームとアートスタイルの新規イラストで収録されている。詳細は機械兵団の進軍#次元・ブースターファン/Planar Booster Fanを参照。

関連ページ

参考

  1. 変身2.0(Making Magic 2016年6月12日)
  2. Mark RosewaterのTumblr
  3. Kaladesh Release Notes/『カラデシュ』リリースノート
MOBILE