ウルザの保育器/Urza's Incubator
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クリーチャーを続々と展開するデッキに向いているが、エルフやゴブリンなどデッキのクリーチャー・タイプを統一して構築した場合、九分九厘ウィニーとして仕上がるため、このアーティファクトが入る余地はまずないといえる。マナ・コストに色マナを含まないクリーチャーであれば、コストが(0)まで減少し得るので何らかのコンボ的使用方法がありそうなものだが、これが出た当時はアーティファクト・クリーチャーがクリーチャー・タイプを持つのは一般的ではなかったため、コンボが成立しなかった。
現在ではアーティファクト・クリーチャーもクリーチャー・タイプを持つのが標準となり、エルドラージも登場したため様々な使い道がある。例えば、アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarと2枚のマイアの回収者/Myr Retrieverと組み合わせることで無限マナを発生できる。
- 食物連鎖/Food Chainと並ぶと、部族クリーチャーが大量のマナ供給源と化す。2マナ軽くして戦場に出し、食物連鎖で追放することでマナ・コストより1マナ多く出すので、手札のクリーチャー1体につき3マナも生み出すことになる。
- 大型だったり、マナを大量に使うクリーチャー・タイプをテーマとしたカジュアル・デッキでは使われたりする。天使やドラゴン、ワーム、スリヴァーなど。
- 特に天使は同ブロックに法の声/Voice of Lawなどの4マナ域があったので、1ターン目に暗黒の儀式/Dark Ritualからこれが出てくると次のターンからわらわら出てくることもあった。