ウィザード
提供:MTG Wiki
ウィザード/Wizardは、職業を表すクリーチャー・タイプの1つ。魔法の扱いに長ける者がこのタイプに属する。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。放蕩魔術師はそれに1点のダメージを与える。
1/1伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたがコントロールするアンタップ状態のウィザード(Wizard)を1体タップする:カードを1枚引く。
0/2クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
瞬唱の魔道士が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。それはターン終了時までフラッシュバックを得る。そのフラッシュバック・コストは、それのマナ・コストに等しい。(あなたはあなたの墓地にあるそのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
初出はリミテッド・エディションの放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer。オンスロート・ブロックにて、マーフォークに替わる青の代表的クリーチャーとしてその数を増やした。クリーチャー・タイプ大再編でクリーチャー・タイプが種族+職業の形で表されるようになり他のタイプと競合する事はなくなったため、剣と魔法の世界観である限りこのタイプは数を増やし続けるだろう。また、部族をテーマにした統率者2017や、ドミナリアでもフィーチャーされた。ゼンディカーの夜明けではパーティーを構成する4つの職業タイプのうちの1つに選ばれた。
青に最も多いが全色に満遍なく存在する。ギルド魔道士などサイクルを成す事も多い。
コストの割にパワーとタフネスが低く、青得意の飛行を持つものもほとんどいない。戦闘向きでない代わりにカウンター・ドロー・バウンスといったコントロール要素のある能力を持つシステムクリーチャーが多い。
部族カードは主にオンスロート・ブロック、ローウィン・ブロック、統率者2017、ドミナリア、ゼンディカーの夜明けを中心に存在する。カルドハイムでは氷結する火炎、エーガー/Aegar, the Freezing Flameなど、巨人とウィザードを同時に参照する形で3枚のみ登場した。また、巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrollsや繰り返しつくしたもの/Final Iterationなど、クリーチャー・タイプとしてフィーチャーされていないカード・セットでも時折登場している。
ウィザードを含むクリーチャー・トークンを生成するカードはベンティコア/Benthicoreや謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentorなど複数存在する(→トークン一覧)。赤のゴブリン・ウィザードを生成するゴブリンの魔術/Goblin Wizardryを除き、いずれも青のトークンを生成する。
伝説のウィザードは反転カードや両面カードの第2面も含め、ファイレクシア:完全なる統一現在176体存在する(「伝説の(Legendary)・ウィザード(Wizard)」でWHISPER検索[注釈 1])。
- かつては魔女(Witch)もウィザードとして扱われていた(→クリーチャー・タイプ#過去のルール)。
- クリーチャー数では人間に次ぐ第2位で、職業クリーチャー・タイプ中ではトップである。→ 各種カードランキング
- インビテーショナルカードは12種中7種がウィザードである。プレイヤーは魔法使いであるという設定を考えれば当然だろう。
脚注
注釈
- ↑ Whisperデータベース未登録により、検索結果にはEleven, the Mageが表示されません。