稲妻の天使/Lightning Angel
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トレンチの秘密兵器。速攻(赤)、警戒(白)、飛行(青)と色からすれば基本的かつ判りやすい能力を揃えている。
コスト・パフォーマンスは明らかに優秀だが、同じブロックに火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuという怪物がいたため、メインでの活躍はあまりできなかった。というより、「カヴーがいるからどうせそんなに活躍出来ないだろう」という意味でここまでサイズを上げたのかもしれない。3色とはいえ緑無しでこの能力にしてこのサイズは破格。そのため、基本的にはサイドボードに潜み、危険な除去が無いと分かったデッキ相手に飛び出して殴りかかることが多い。インベイジョン時代は、メインデッキに積まれる場合は、天使の盾/Angelic Shieldと併用されることが多かった。
SSS(Star Spangled Slaughter)と呼ばれるトリコロールカラーのビートダウンデッキも有名。インベイジョン・ブロック構築、スタンダード、エクステンデッドなど幅広いフォーマットで構築されるデッキタイプであった。近年のエクステンデッドではラッカ・デック・ウィンズやTrinket Angelの主力クリーチャーとなっている。
純粋にコストパフォーマンスが良いカードだが、特に獣群の呼び声/Call of the Herdに対するアンチカードとしての性能は目を見張るものがある。
- 英語圏での通称はMis.America(初の純正赤白青のクリーチャーであることに由来)。
- rk postの素晴らしいイラストが、ゲームぎゃざ誌上の人気投票で、John Avonのレガシーの兵器/Legacy Weaponを下し、見事トップを飾ったことがある。
- マジック界最初の「赤い天使」でもある。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。警戒がキーワード能力となり、注釈文も削除されたことで、非常に簡素なテキストになっている。
代表的なデッキ
関連カード
サイクル
アポカリプスの楔3色カードサイクル。いずれもマジックで初めての色の組み合わせである。
- 熱烈な突撃/Fervent Charge
- 誘導路/Guided Passage
- 草茂る屋敷/Overgrown Estate
- 稲妻の天使/Lightning Angel
- 菌類のシャンブラー/Fungal Shambler