終末の影/Shadow of Mortality
提供:MTG Wiki
Shadow of Mortality / 終末の影 (13)(黒)(黒)
クリーチャー — アバター(Avatar)
クリーチャー — アバター(Avatar)
あなたのライフ総量が初期ライフ総量より少ないなら、この呪文を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xはその差に等しい。
7/715マナというマナ総量を誇るアバター。黒のカードでは(銀枠であるB.F.M. (Big Furry Monster)を除いて)単独トップ。ライフが初期ライフから減っている場合、その差だけ軽くなる。
20点からライフがスタートする通常のルールであれば、残り7点以下で黒のダブルシンボルまで軽減される。とはいえ、単独では回避能力も除去耐性も無い単なるファッティ。そこまで行かずとも、5マナ程度まで軽くなればコスト・パフォーマンス的には十分とはいえ、スーサイドにただ投入するだけでは少々不満が残る。構築で採用するのであれば、やはり脅威のマナ総量を活用する手段を併用しておくべき。登場時のスタンダードであれば、勢団の取り引き/Reckoner's Bargainや貪る混沌、碑出告/Hidetsugu, Devouring Chaosなどは色的にも噛み合う。
リミテッドでは、実質バニラ相当とはいえ単純な素のサイズだけならばP/Tともに、産業のタイタン/Titan of Industryと並んでトップ。地上クリーチャーへの抑止力として使ったり、回避能力を与えればフィニッシャー級の活躍も可能。また、墓地に落とすことで「墓地に存在するマナ総量の種類数が5以上」のテーマを満たしやすくなる。黒には謀議も割り当てられているので、墓地へ送る手間も然程かからない。前述の通り、戦力としても扱えることを考えると、ピックして損をするようなことは基本的にはあるまい。
- ライフが減ると有利になる黒のクリーチャーとしては死の影/Death's Shadowに通じるものがある。