悪魔の取り引き/Demonic Bargain

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2022年5月8日 (日) 08:02時点におけるKnl (トーク | 投稿記録)による版
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Demonic Bargain / 悪魔の取り引き (2)(黒)
ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上にあるカード13枚を追放する。その後、あなたのライブラリーからカード1枚を探し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。


魔性の教示者/Diabolic Tutorの亜種。1マナ軽くなったが、サーチの前にライブラリーを13枚も追放してしまう。

ライブラリーを大量に失うのは大きなデメリットのようだが、デモコン理論からも分かるように、それ自体はそこまで問題になりづらい。登場時のスタンダードには優秀なライブラリー破壊カードと、それらを利用したライブラリーアウト戦術を狙うデッキは存在しているが、それ以外の相手であればこちらのライブラリーが13枚以下にまで減るような状況は稀。むしろ難点は、欲しかったカードが追放されてしまうリスクの方にある。この手のサーチは特定のキーカードの採用枚数を実質的に増やすために採用するのが主な用途で、キーカードまで追放してしまえば本末転倒。枚数が多い分、追放されるリスクも大きく1枚挿しはもちろん、運が悪いと4枚積みしたカードすら軒並み駆逐してしまう可能性がある。複数の勝ち筋を持つ特殊なコンボデッキや、駆逐されるリスクが小さい程度に複数のフィニッシャーを準備したコントロールデッキ向けの呪文

同じくイニストラード:真紅の契りには、黒緑掘り起こし/Dig Up切除すると色拘束が強い魔性の教示者相当の性能になる)が存在。あちらはマナスクリューマナフラッドにも柔軟に対処できる汎用性がある一方、こちらは黒マナだけで完結するのを強みにしていくのがよい。

リミテッドにおいては、通常のデッキ構築を行っている限り0点以外の点数がつくことはないだろう。デッキの枚数の少ないリミテッドでライブラリーを13枚も追放してしまえば「これを唱えた時点でどうしても欲しかったカード」も追放されてしまう可能性が高く、そればかりかライブラリーアウトを自ら引き起こすことにもなりかねない。リミテッドでの使用は全く想定されていない、構築向けのカードとしてデザインされたことが伺える。

参考

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