存在の破棄/Revoke Existence
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解呪/Disenchantの亜種。ソーサリーになったが、破壊ではなく追放するようになっている。
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusといった破壊不能持ちアーティファクトやリアニメイトされるカードにも対処できるようになったのは大きい。また同エキスパンションの神話レア、ワームとぐろエンジン/Wurmcoil EngineのようなPIG能力持ちにも対処できる。
初出時のスタンダードでは白いデッキのサイドボード要員としてときどき使われていたが、ミラディン包囲戦以降は装備品に強いインスタントである神への捧げ物/Divine Offeringに出番を奪われがちになった。石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic禁止後はエンチャントをキーカードとする白単鍛えられた鋼の台頭もあり、再び採用率が上がっている。
もちろんミラディンの傷跡ブロックのリミテッドでは、アーティファクト対策というだけで取っておく価値はある。
神々の軍勢で再録。今度はエンチャントが主な標的になった。テーロス・ブロックのリミテッドではクリーチャー・エンチャントを除去できるのでいつでも無駄にならない。スタンダードでも出番があるだろう。
2021/12/20時点のコモン限定構築パウパーにおいては親和の支配率が非常に高く、親和側が動き出す前にアーティファクト・土地を片っ端から追放してマナスクリューさせることで何もさせずに勝つ、という目的で白単や白赤ビートダウン、Familiar Comboなどの白いデッキのサイドボードに塵は塵に/Dust to Dust4枚に加えて2枚~4枚採用されるまでの事態になっている。
- 類似カードについては供犠台の光/Altar's Lightを参照。
- 以前には、同じくソーサリーかつコモンでクリーチャーとエンチャントを追放するイオナの裁き/Iona's Judgmentがあった。そちらは5マナ。
参考
- カード個別評価:テーロス還魂記 - コモン
- カード個別評価:神々の軍勢 - コモン
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - コモン
- カード個別評価:ダブルマスターズ - コモン