奉仕への切望/Dying to Serve
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Dying to Serve / 奉仕への切望 (2)(黒)
エンチャント
エンチャント
あなたが1枚以上のカードを捨てるたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン1体をタップ状態で生成する。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。
手札を捨てるとゾンビ・トークンを生成するエンチャント。1ターンに1度までしか誘発しないが、対戦相手のターンにも有効。
生成されるゾンビはタップインであり、ブロッカーとしては瞬発力不足。元が3マナのエンチャントであることも考えると、元を取るなら3回以上は誘発させておきたい。手札破壊に対する受動的な対策としてではなく、能動的に手札を捨てていく手段と併用したい。
リミテッドでは血トークンの存在によりハンド・アドバンテージを失わずに誘発させていくのはそこまで難しくない。血トークンを多用するのは吸血鬼であり、こちらが生成するのはゾンビと微妙に噛み合ってないのは惜しいが、それでも継続的に戦力を補給できるため、黒を中心に集めている時に見かけたのなら、ピックしても構わないだろう。
構築においても用途は概ね同様。大量展開は不可能でタップインとはいえ、ルーターが直接戦場に影響を与えるようになるのは悪くない。生け贄コストとの相性も良好で、類似カードのグールの行進/Ghoulish Processionの腐乱ゾンビと異なり一応ブロッカーとしても使える。同時に複数枚コントロールしている場合はその分ゾンビが並ぶため、滅びし者の勇者/Champion of the Perishedを横に立たせておくと急激に強化されていく。
- 誘発回数の制限はオブジェクト1つにのみかけられており、他の同名カードには影響しない。別の領域に移動することで新しいオブジェクトになった場合は再び誘発するようになる。
- 「be dying to ○○」で「○○を切望する、○○がしたくてたまらない」という表現だが、ゾンビなので文字通り「死んでも奉仕する」というわけだ(イラスト)。
- フレーバー・テキストも「hired hand」(使用人)と掛けた洒落。
"I used to have hired hands, but I discovered they make better waitstaff with the rest of the body attached."― Olivia Voldaren
「昔は手首を雇っていたけど、残りの身体がくっついている方が役に立つ召使いであることに気づいたのよ。」― オリヴィア・ヴォルダーレン