捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
(T):カード1枚を引き、その後あなたの手札にあるカード1枚を裏向きで追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを見てもよい。あなたは(4)(青)(青)を支払ってもよい。そうしたなら、捜査員、ジェイコブ・ハーキンを変身させる。
0/2Hauken's Insight / ハーキンの眼識
〔青〕 伝説のエンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を裏向きで追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを見てもよい。
あなたの各ターン中に1回、あなたは、このパーマネントによって追放されているカードのうち、土地1つをプレイするか、呪文1つをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
ルーターに近い能力を持つ伝説の人間・アドバイザー。本来捨てた筈のカードは墓地に行かず追放されてしまうが、変身する両面カードでもあり、第2面になるとマナコストを支払わずにプレイできる。
第1面は完全なシステムクリーチャーであり、変身までに相応のマナが必要となるため、序盤は単にルーターとして使うことになる。この際に追放したカードは、これ自体が除去されてしまえばそのままになるため、最序盤に置いた場合は再利用を前提にせず、将来的にも不要となる可能性が高いものを選んで追放しておきたい。ちなみに変身条件はこの能力の起動とセットになっており、例えマナが潤沢にあったとしても、1回はこれを起動させなければ変身することは不可能。
第2面ではいきなりエンチャントへ変貌。第1面で追放したカードの他、アップキープごとにライブラリーの一番上のカードを追加で追放し、更にそれらをコスト不要で唱えたりプレイしたりできる。自分のターンに1枚ずつと少々悠長ではあるものの、ほぼ確実にアドバンテージに繋がり、通常であれば大量のマナが必要となるコンボも軽く決められるようになる。ただし前述した通り、これ自体が破壊されてしまえば追放してあったカードはそのまま。エンチャントとなったことで多少安全にはなったとはいえ、基本的に出し惜しみはせず、強力なカードから順にプレイしていきたいところ。
除去の少ないリミテッドでは強力なボムになりうる。序盤はルーターでマナ基盤を安定させ、変身後は実質的に手札が増える能力により、圧倒的なアドバンテージを獲得可能。一方でクリーチャーとしては脆弱極まりなく、赤の火力の基準である炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Boltであっさり追放されてしまうのは忘れずに。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りの神話レアの変身する両面カードサイクル。
- 信仰縛りの審判官/Faithbound Judge - 兇徒の審判/Sinner's Judgment
- 捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector - ハーキンの眼識/Hauken's Insight
- ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi - 冥府の予見者、ヘンリカ/Henrika, Infernal Seer
- 移り気な放火魔/Volatile Arsonist - 凶兆の血の騒擾者/Dire-Strain Anarchist
- アヴァブルックの世話人/Avabruck Caretaker - ホロウヘンジの猟匠/Hollowhenge Huntmaster