宝物庫/Treasure Vault
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生け贄に捧げると宝物を生み出すアーティファクト・土地。
宝物はその時点で使えるマナの半分しか生成できず、かつ宝物庫を失うため通常のマナ加速手段としては効率が悪い。無色の無限マナを有色マナに変換する手段などコンボパーツとしてなら使えるだろう。
登場時のスタンダードではアゾリウス・アーティファクトに採用される。巧妙な鍛冶/Ingenious Smithのサーチ&強化条件を満たすほか、ウォーターディープの黒杖/The Blackstaff of Waterdeepで4/4クリーチャーとして暴れ、宝物生成はきらきらするすべて/All That Glittersの修整底上げにとフル活用される。
- 初出であるフォーゴトン・レルム探訪は特にアーティファクトが大きくフィーチャーされたセットではないにも関わらず、突如登場したアーティファクト・土地。モダンホライゾン2の橋サイクルなど直近で登場した新カードは存在したものの、スタンダードにアーティファクト・土地が帰ってきたのはダークスティール以来実に17年ぶりである。アーティファクトが主題となったミラディンブロックでアーティファクト・土地が暴れすぎたことから、かえってアーティファクトテーマの薄いセットへの収録ならば適正であると判断されたのかもしれない。