歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler
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Xenagos, the Reveler / 歓楽者ゼナゴス (2)(赤)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — ゼナゴス(Xenagos)
伝説のプレインズウォーカー — ゼナゴス(Xenagos)
[+1]:(赤)および(緑)の好きな組み合わせのマナX点を加える。Xは、あなたがコントロールするクリーチャーの総数である。
[0]:速攻を持つ赤であり緑である2/2のサテュロス(Satyr)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-6]:あなたのライブラリーの一番上から7枚のカードを追放する。あなたはそれらのカードの中から望む枚数のクリーチャー・カードおよび土地カードを戦場に出してもよい。
テーロスで登場した赤緑のプレインズウォーカー。忠誠度能力は、マナ生成、トークン生成、クリーチャーと土地の展開。
- +1能力
- 自軍クリーチャーの数に依存するマナ加速。ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleや戦いの賛歌/Battle Hymnの流れを汲む。
- マナ・クリーチャーや炎樹族の使者/Burning-Tree Emissaryなどによって大量に展開した後に起動すれば、フィニッシャーのマナ域まで一気にジャンプアップすることができる。また最初のターンに使用してこのカードを唱えたことによるテンポロスを埋め合わせることができるため、マナカーブの頂点が4~5マナのデッキでも有用な能力。コストの重いものが多い授与や怪物化との相性もよい。
- ±0能力
- 速攻を持つクリーチャー・トークンの生成。
- ゼナゴスを守るブロッカーになるだけでなく、速攻持ちなので即座にアタッカーとすることもできる。+1能力の強化としても役立つ。
- 速攻を持つためパンチ力が高く、出したターンから2→4→6→8点で20点と、連打して殴ることができれば非常に強力なクロックである。
- -6能力
- ライブラリーの上から7枚に含まれるクリーチャー・カードと土地カードを好きなだけ戦場に出す。
- 効果に不確実さを含むが、7枚も公開すればボード・アドバンテージを得られる可能性はかなり高いだろう。クリーチャーを多用するビートダウンデッキならば7枚すべて戦場に出せる可能性も低くない。
+1能力と-6能力がクリーチャーを参照する能力であり、±0能力もアタッカーを増やせる能力であることから、基本的にはビートダウン向けの性能のカードと言える。同色のプレインズウォーカーであるドムリ・ラーデ/Domri Radeとは能力に共通点は少ないが、多数のクリーチャーを含むデッキ構成を求められる点では共通している。カード・アドバンテージを得られる能力や全体強化を持つドムリが軽量クリーチャーを詰め込む構成を得意とするのに対し、マナ加速とコスト踏み倒しのできるゼナゴスはより重量級の構成に向いているだろう。
グルールミッドレンジでは、大量マナから大型クリーチャーや怪物化につなげるために採用されている。 また基本セット2015参入後はジャンドプレインズウォーカーズでも中核になるカードとして採用されている。
ルール
- +1能力
- これはマナ能力ではない(忠誠度能力はマナ能力になり得ない)。他の忠誠度能力と同様に、ソーサリー・タイミングでのみ起動することができ、スタックに置かれて解決を待つ。
- 生み出されるマナの点数は能力の解決時に決定される。赤マナと緑マナの配分は、その時にあなたが決める。
- -6能力
- 授与は唱える時のみ使用できる能力である。授与を持つカードを追放した場合、それをクリーチャーとして戦場に出すことはできるが、オーラとして戦場に出すことはできない。
- テーロス・ブロックの神サイクル(太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sunなど)は、戦場以外の領域では常にクリーチャーのカード・タイプを持つ。指定された色への信心が定められた値未満の場合でも、それを戦場に出すことができる。
関連カード
ストーリー
詳細はゼナゴス/Xenagosを参照。
その他
テーロス当時、このカードの偽造品が出回るという事件が起こった。材質や仕様などが真正のカードと非常によく似通ったものであった[1]。
参考
- ↑ 『マナバーン2018』(ホビージャパン、2017年11月30日初版)p.64 ISBN 9784798615776