むかしむかし/Once Upon a Time
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Once Upon a Time / むかしむかし (1)(緑)
インスタント
インスタント
この呪文があなたがこのゲームで唱えた最初の呪文であるなら、あなたはこれを、これのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中からクリーチャーか土地であるカード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
物語の語り始めとして舞台か登場人物を紹介する、衝動効果のインスタント。
条件はあるが、0マナの衝動効果は強力。ゲーム開始時の手札では実質土地としてもクリーチャーとしてもカウントできるため、マリガンの判断が非常に楽になる。普通に唱える場合でも未開地の捜索/Seek the Wildsの上位互換であり、コスト・パフォーマンスは高い。
登場時のスタンダードでは、ゴロス・ランプ、バント・フード、出来事など、緑を含むミッドレンジ~ランプ系のデッキで広く使われている。モダンでも、クリーチャーをキーカードとするコンボデッキなどで採用されることがある。
- "once upon a time"は童話の始まりに使われる文句で、日本語の「むかしむかし」に相当する。
- 童話の締めくくりに使われる文句であるめでたしめでたし/Happily Ever Afterとは対になっている。
開発秘話
これはカード名からトップダウン・デザインで作られたカードであり、その名前から緑になった(緑は運命、および世界における自分の役割を果たすことに関する色である)。最初は力線のような、ゲーム開始時の手札にある場合に効果を発揮するデザインだったが、後に力線に似ているがいくらか異なる空間に感じられる、現在の形に変更された。効果はゲームの最初にしたいことで緑らしいもの、すなわちクリーチャーか土地を手札に加える衝動になった[1]。