瓦礫帯の世捨て人/Rubblebelt Recluse
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攻撃強制のペナルティ能力を持つ赤のオーガ・狂戦士。血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridgeの上位互換。
5マナ6/5と数値だけ見れば緑に勝るとも劣らない良好なマナレシオを保持しており、並大抵のクリーチャーならそのサイズだけで踏み潰せる。
リミテッドでは適当に運用しても脅威となり、相手の防備が整う前にマナ加速から飛び出そうものならそのまま人が死ぬ可能性すらある。叫び盾/Screaming Shieldなどで補強してやればクリーチャー同士の戦闘で止めるのも困難になる。パワー6という数値を単独で受け止められるクリーチャーはラヴニカの献身に3枚しか収録されておらず、その内コモンは地下墓地のクロコダイル/Catacomb Crocodile1枚だけなので、大抵は何かしらの犠牲を強いることができるだろう。しかし接死持ちにあっさり倒されたり、守勢時に役に立たなかったりと融通が利かないこともあるので過信は禁物。逆に対戦相手がこれを使ってきた場合、地下墓地のクロコダイルや接死持ちをサイドインすることも検討したい。シングルシンボルのコモンで気軽にピックしやすく、赤絡みで重めのクリーチャーが不足していれば採用してよいだろう。
- 瓦礫帯/The Rubblebeltの地名を冠するが、フレイバー・テキストの通りグルール一族/The Gruul Clansには所属していない。透かしを持たないことからもその辺りが窺える。
ギルドに入るということは、たとえそれがグルールであっても、自らの独立性の一部を失うことになる。彼は自分の壊したいものを壊すことを選んだ。