水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan
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Quicksilver Gargantuan / 水銀のガルガンチュアン (5)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは「水銀のガルガンチュアンはそれが7/7であることを除いて、戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出る」ことを選んでもよい。
7/7クローン/Cloneの亜種。戦場に出る際にP/Tが7/7のままクリーチャーをコピーできる。
クローンよりかなり重いがサイズが7/7になるので、能力は強力だがサイズが小さいクリーチャーをコピーすると強力。回避能力を持つ軽量クリーチャー、+1/+1カウンターを乗せる0/0クリーチャーなどがコピー先として適している。ぬいぐるみ人形/Stuffy Dollや落とし悶え/Spawnwritheを選んでも良いだろう。
ルール
- コピーするクリーチャーをいつ選ぶかなど基本的なルールは、クローン/Cloneのルールを参照。
- パワーとタフネスが7/7になることを除き、その他のコピー可能な値をすべてコピーする。
- 「パワーとタフネスを定義する特性定義能力」はコピーされない。タルモゴイフ/TarmogoyfなどP/Tを決める特性定義能力のみを持つクリーチャーをコピーすると、能力を持たない7/7になるのでムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵を得られる。(CR:706.9d)
- 以前は特性定義能力もコピーされ、その特性定義能力によってP/Tが上書きされていたが、2011年2月の総合ルール更新で、元々の特性値を維持するコピー効果は、その特性を定義する特性定義能力もコピーしないように定められた。
- 「パワーとタフネスを定義する特性定義能力」はコピーされない。タルモゴイフ/TarmogoyfなどP/Tを決める特性定義能力のみを持つクリーチャーをコピーすると、能力を持たない7/7になるのでムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵を得られる。(CR:706.9d)
- クリーチャー化していたきらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idolなど、クリーチャーでないパーマネントとして戦場に出る場合、それはパワーやタフネスを持たない。その後何らかの効果でクリーチャー化したとしても、そのクリーチャーにする効果によって定義されるパワーとタフネスを持ち、7/7にはならない。
- 何もコピーしないことを選んでもよい。そうした場合、単なる7/7のクリーチャーとして戦場に出る。
- クローンもこれは可能だが、元が0/0のクローンとは異なりこちらは元が7/7なので戦場にデメリット能力を持つクリーチャーしかいないときなどにこの選択に意味が出てくる。
オラクルの変遷
印刷時のルール文章は「それが7/7のままであることを除いて/except it's still 7/7.」というものだったが、2018年7月のオラクル更新で現在の文章に変更された[1]。印刷時の文章は「このコピー効果では元のP/Tを変更しない」ということであり、他に類似の効果が無い間は問題無かったのだが、永遠の刻/Hour of Eternityやスカラベの神/The Scarab Godで水銀のガルガンチュアンのコピー・トークンを生成し、ガルガンチュアンのコピー効果を適用すると7/7ではなく4/4のままになるという文章と矛盾した効果になってしまうことになった。そのまま放置することを含め様々な解決方法はあったが、元のコピー可能な値とは関係なく7/7になるように変更された。
参考
- ↑ Core Set 2019 Oracle Changes(News 2018年7月6日)
- コピーカード
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - 神話レア