翻弄する魔道士/Meddling Mage
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Meddling Mage / 翻弄する魔道士 (白)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前を持つ呪文は唱えられない。
土地以外の指定した名前のカードのプレイを封じるクリーチャー。打ち消されない呪文はこれでプレイさせないのがセオリー。
2マナ2/2は立派な戦力。能力も尋常ではない。これだけのために色が散らされるほどの優秀ウィニーであり、パーミッションがサイドボードから投入することもある。
- とりあえず一番困るカードを決め打ちで指定してしまっても十分強いが、のぞき見/Peekや記憶の欠落/Memory Lapse、差し戻し/Remandなどの相手の手札、すなわち、すぐにプレイされそうなカードが分かるカードと相性が良い。
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ルール
- これで、カードのコピーのプレイを禁止することはできない。コピーは(通常)カードではない。
- 呪文のコピーをスタックに置くことはプレイではないので、この効果の制約を受けることはない。
- 分割カードのプレイを禁止したい場合、両方の部分の名前を指定しなければならない。どちらのプレイも禁止される。
- 例えば、火+氷/Fire+Iceを禁止したい場合、「火+氷」と指定する。そうすれば、火でも氷でもプレイできなくなる。火だけ、氷だけ禁止するといったことはできない。
- インベイジョン・ブロックの初期は、分割カードの扱いが異なり、どちらか一方の名前しか指定できなかった。当然、禁止されなかった方は問題なくプレイできたのである。
- 反転カードのプレイを禁止したい場合、反転前・反転後の名前どちらも指定できるが、実質的に反転前の名前を指定しなければ意味が無い。なぜなら、現在反転した状態でプレイされる(プレイする段階で既に反転している)カードは存在していないため、反転後の名前で引っかかることがないからだ。→カード名
インビテーショナルカード
このカードはインビテーショナル00優勝者、Chris Pikulaによってデザインされたインビテーショナルカードである。
本人のデザインよりも強くなった最初のインビテーショナルカード。元のデザインは以下の通り。
非公式/非実在カード
The Meddler (2)(青)クリーチャー
The Meddlerが場に出るに際し、呪文の名前を1つ指定する。
The Meddlerを生け贄に捧げる:指定された呪文を打ち消す。
- 翻弄する魔道士はあまりにも大きな声で詠唱するので、誰もそこに呪文を差しはさむことができないんだ。このフレイバー・テキストは、Chris Pikula氏がゲーム終了後などに大声で解説を始めることからきているらしい。
その他
- アンヒンジドのMeddling Kidsはこれのパロディ。
- ジャッジ褒賞カードとしてNottsuoによる新イラスト版が存在する。
- タイムシフトとして再録が検討されていたが、待機カードへの対策としてあまりにも強力すぎたため、見送られた。
- 新しいメカニズムを台無しにしかねないカードだったとはいえ、他のインビテーショナル・カードである影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator、なだれ乗り/Avalanche Riders、非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigyが揃って再録されたなかで、これが再録できなかったことは、WotCにとって非常に苦しい選択であったことが伺える。→参考:Not Their Time(WotC、英語)
- そのわりに、待機カードに対する強烈な牽制になるザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirが同エキスパンションに収録されている。