翻弄する魔道士/Meddling Mage
提供:MTG Wiki
Meddling Mage / 翻弄する魔道士 (白)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前を持つ呪文は唱えられない。
プレーンシフトに収録されたインビテーショナルカード。インビテーショナル00優勝者、Chris Pikula氏によってデザインされた。
2マナ2/2は立派な戦力。能力も尋常ではない。打ち消されない呪文はこれでプレイさせないのがセオリー。
これだけのために色が散らされる程の優秀ウィニーであり、パーミッションがサイドボードから投入する事もある。
- 取りあえず一番困るカードを決め打ちで指定してしまっても十分強いが、のぞき見/Peekや記憶の欠落/Memory Lapse、差し戻し/Remand等の「相手の手札=すぐにプレイされそうなカード」が分かるカードと相性が良い。
- これで、カードのコピーのプレイを禁止することはできない。コピーは(通常)カードではない。
- 呪文のコピーをスタックに置くことはプレイではないので、この効果の制約を受けることはない。
- 分割カードのプレイを禁止したい場合、両方の部分の名前を指定しなければならない。どちらの使用法も禁止される。
(例:火+氷/Fire+Iceを禁止したい場合、「火+氷」と指定する。そうすれば、火でも氷でもプレイ出来なくなる。火だけ、氷だけ禁止すると言った事は出来ない。)- インベイジョン・ブロックの初期は、分割カードの扱いが異なり、どちらか一方の名前しか指定できなかった。当然、禁止されなかった方は問題なくプレイできたのである。
- 反転カードのプレイを禁止したい場合、反転前・反転後の名前どちらも指定できるが、実質的に反転前の名前を指定しなければ意味が無い。
何故なら、現在反転した状態でプレイされる(プレイする段階で既に反転している)カードは存在していないため、反転後の名前で引っかかる事がないからだ。 → カード名
- 本人のデザインよりも強くなった最初のインビテーショナルカード。元のデザインは以下の通り。
非公式/非実在カード
The Meddler (2)(青)クリーチャー
The Meddlerが場に出るに際し、呪文の名前を1つ指定する。
The Meddlerを生け贄に捧げる:指定された呪文を打ち消す。
- 翻弄する魔道士はあまりにも大きな声で詠唱するので、誰もそこに呪文を差しはさむことができないんだ。
このフレイバー・テキストは、Chris Pikula氏がゲーム終了後などに大声で解説を始める事からきているらしい。 - Meddling Kidsはこれのパロディ。
- ジャッジ褒賞カードとしてNottsuo氏による新イラスト版が存在する。
- タイムシフトとして再録が検討されていたが、待機カードへの対策としてあまりにも強力すぎたため、見送られた。
- 新しいメカニズムを台無しにしかねないカードだったとはいえ、他のインビテーショナル・カードである影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator、なだれ乗り/Avalanche Riders、非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigyが揃って再録されたなかで、これが再録できなかったことは、WotCにとって非常に苦しい選択であったことが伺える。→参考:Not Their Time(WotC、英語)
- そのわりに待機カードに対する強烈な牽制になるザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirが同エキスパンションに収録されている。