驚天+動地/Heaven+Earth
提供:MTG Wiki
インスタント
驚天は飛行を持つ各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
Earth / 動地 (X)(赤)(赤)ソーサリー
余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
動地は飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
赤緑の余波分割カードは、暴風/Windstormとソーサリーでプレインズウォーカーへのダメージがなくなった溶岩震/Magmaquakeの組み合わせ。
驚天で飛行クリーチャーに、動地で地上クリーチャーにと、1枚のカードでそれぞれ対処できるためアドバンテージを取りやすい。より対処できる範囲が広い動地は余波側であるため一度墓地に落とす必要があるが、驚天を1マナで空撃ちすることでトップデッキからでも(X)(赤)(赤)(緑)の地上全体X火力相応になる。リミテッドでは厄介なフライヤーを落とす用途でも地上クリーチャーへの全体火力としての用途でも価値が高い。
構築では対ビートダウン向けのサイドボードカードといったところか。登場時点のスタンダードには飛行クリーチャーを主軸にしたデッキは乏しいが、つむじ風の巨匠/Whirler Virtuosoの飛行機械トークン等には効果的。他に全体火力の選択肢としては3マナで飛行の有無を取わず3点を与えられ、サイクリングも持つ焼けつく双陽/Sweltering Sunsなどがある。こちらは例えばこちら側のフライヤーに被害を出さずに対戦相手の地上クリーチャーを一掃できるなど、ダメージやその範囲を調節できることが強みになる。ランプ系統のデッキならばより全体除去としての信頼感は高まるため、そのようなデッキで採用することも考えられる。
インスタントかつソーサリーであるカードであるカードなので、とりあえず墓地のカード・タイプを肥やせる1マナのインスタントとして扱うのも手。墓地に置いておく目的なら赤マナは出せなくてもいいし、どうしても動地の側を唱えたいならテラリオン/Terrarionなどを使えばよい。
- 「heaven to earth」でそのまま「天から地」を意味する。イラストでも天から地へ隕石が落下している。
- 「驚天動地」は「天を驚かし、地を動かすほどの驚くべき事」という意味。かなりの意訳だが、名前を分ければ空中と地上それぞれを揺るがすその効果・合わせれば隕石の落下という確かに驚くべき現象と、熟語としてのまとまりとカードの雰囲気を両立させた訳とも言える。
関連カード
サイクル
アモンケットの余波を持つ友好色分割カードサイクル。いずれもレア。
- 枕戈+待旦/Prepare+Fight (白+緑)
- 腹背+面従/Failure+Comply (青+白)
- 貧窮+裕福/Rags+Riches (黒+青)
- 木端+微塵/Cut+Ribbons (赤+黒)
- 驚天+動地/Heaven+Earth (緑+赤)