白金の天使/Platinum Angel
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Platinum Angel / 白金の天使 (7)
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。
プレイヤーがゲームに敗北するというルールを破壊するとんでもないクリーチャー。
とにかく負けない。ライフが0になろうと、空のライブラリーからカードを引かされようと、対戦相手が特殊勝利条件を満たそうと負けない。だが負けたくても負けられないわけではなく、投了は可能であるし、当たり前だがトーナメントでのジャッジの裁定には無力である。
発表された時は非常に話題となったが、ミラディン・ブロックではこれ以外にもかなり非常識なカードが多数登場したため、感覚が麻痺してきているプレイヤーも多い。
自身が7マナと重いことと除去されやすいことから、スタンダードではウルザトロンくらいしか居場所は無かった。エターナルでは修繕/Tinkerから高速召喚されるなどで地道に活躍している。
- アーティファクト破壊で除去されやすいため、ミラディン・ブロック当時はアーティファクトに呪禁を持たせるレオニンの高僧/Leonin Abunasがお供に使用されていた。ウルザトロンなど、歯と爪/Tooth and Nailを使うデッキでは一緒によく出てくる。
- 再録時は、エルドラージの碑/Eldrazi Monumentの後に登場することもあった。
- この能力は引き分けになることを禁止しない。無限ループ時の処理ができなくなってしまうためと予想される。
- シングル・エリミネーション・ラウンド中に制限時間切れとなった時に追加される「いずれかのプレイヤーが最大のライフ総量を持っていない場合、そのプレイヤーはゲームに敗北する」という状況起因処理による敗北は、総合ルールの範囲外であるため、防ぐことはできない。
- ハリケーン/Hurricaneなどによりあなたの白金の天使が致死ダメージを受けると同時に双方のプレイヤーのライフが0以下になった場合、対戦相手のみが敗北する。なぜなら、ハリケーン/Hurricaneの解決が終わって状況起因処理をチェックする段階ではまだ白金の天使は戦場にあるからである。このチェックが終わって初めて白金の天使が墓地に置かれるが、そのときには既に対戦相手はゲームに敗北しているため、あなたのライフがチェックされる前にゲームが終了する。
- 対戦相手のダークスティールの反応炉/Darksteel Reactor(やThe Cheese Stands Alone)、もしくは自分の卓絶/Transcendenceや不死のコイル/Immortal Coilと選択可能でない無限ループを引き起こすことがある(詳しくはそれぞれの項目を参照)。
- 酸化/Oxidizeのイラストで錆びているのが妙に印象的。
- 第10版を選ぼうで崇拝/Worshipと再録を争い、見事勝利し第10版に再録された。以降も稀少度を神話レアに上げて基本セットに再録され続けていたが、基本セット2012では再録を逃した。