否認/Negate
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クリーチャー呪文以外ならば何でも打ち消せる呪文。クリーチャー呪文のみを打ち消せる霊魂放逐/Remove Soulおよび本質の散乱/Essence Scatterと対になる効果である。(なお、本質の散乱が作られたのは、基本セット2010でこのカードが再録されるのと同時である。)
霊魂放逐・本質の散乱と比べ対象の幅が広く使いやすいことや、クリーチャー対策については戦場に出てから除去するのでもよいということがあり、こちらは人気が高い。初出時のローウィン・ブロックでは軽めのクリーチャーデッキが多いこともあって少し使いにくいところもあるが、プレインズウォーカーをはじめとする強力カードをわずか2マナで打ち消せるのは便利。
基本セット2010で再録された後は基本セットの常連となり、基本セットが廃止された後も定番カードとして再録されスタンダードに現存し続けている。
構築ではメインデッキ、サイドボード問わず投入され、ブロック構築からエターナルまでその姿を見ることができる。
- 過去のカードでは、悪意+敵意/Spite+Malice(分割カード)の悪意が同じ効果である。7年以上の時を経て単独の呪文となったともいえる。
- 緊急阻止/Flash Counterや消力/Extinguishの上位互換。
- 多色化すると対抗突風/Countersquall。そちらは打ち消した呪文のコントローラーへのライフロス付き。
- 基本セット2010からマジック・オリジンまで、基本セットから一度も落ちることなく収録され続けた。番外カードとしての収録があるセラの天使/Serra Angelや精神腐敗/Mind Rotを除けば、基本セット2010以降一度も基本セット落ちがなかったカードはこのカードが唯一である。