水晶の這行器/Crystalline Crawler
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アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
収斂 ― 水晶の這行器は、これを唱えるために支払われたマナの色1色につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
水晶の這行器の上から+1/+1カウンターを1個取り除く:好きな色1色のマナ1点を加える。
(T):水晶の這行器の上に+1/+1カウンターを1個置く。
五元のプリズム/Pentad Prismと面晶体の這行器/Hedron Crawlerを合成したようなアーティファクト・クリーチャー。
戦力として見た場合、最大で4マナ5/5に加え自力で成長できるためマナレシオは良く、死にそうになっても対応してマナが出せるので擬似的な除去耐性を持つ。これを利用できるフォーマットには強力な多色土地が多数あるため、4色マナを支払うハードルもさして高くない。ただし、エターナルで大型のアーティファクト・クリーチャーを扱うデッキといえばMUDだが、同デッキに関しては色マナをほとんど扱わないのでこれとは噛み合わない。
マナ源として見た場合、次のターンまで生き残れば、3番目の能力で+1/+1カウンターを置くぶんも含めて最大で5マナも出す事ができる。土地が滞らなければ5ターン目に10マナ以上出る計算であり、これ以外のマナ加速手段が無くとも重い呪文が唱えられるジャンプ力はなかなか貴重。一気にマナを出さずとも、タップ能力でカウンターを補給しながら大型のマナ・クリーチャーとして運用することも可能である。
エターナルにおいては4マナというコストが重く、統率者戦のような多人数戦フォーマットでは除去やカウンターの的にされやすいため、なかなか実際に活躍することは難しいが、コンボデッキにおける大振りなマナ加速装置としてのポテンシャルは高い。+1/+1カウンター等とのシナジーは勿論だが、いっそ除去で狙われやすい点を逆手に取り、対応して出したマナからドロー呪文を唱えるなどしてアドバンテージ獲得を狙ってみるのも面白いか。