漸増爆弾/Ratchet Bomb
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新生火薬樽/Powder Keg。エンチャントやプレインズウォーカーを破壊できるようになったが、ミシュラランドなどは管轄外になった。
戦場に出して即座に起動すれば、カウンターを貯めるペースは火薬樽と変わらない。通電式キー/Voltaic Keyなどのアンタップ手段と併せてすばやくカウンターを貯められるようになった一方、タップ状態になった隙を突かれて破壊され得るというのは欠点だろう。
低マナ域のパーマネント破壊に長けており、デッキカラーを問わずに使える汎用性が高い全体除去ではあるが、高マナ域のパーマネント破壊には不向きなので注意。
低マナ域のパーマネントが相対的に多いモダンやエターナルではよく見かける。仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesより即効性は劣りがちだが、マナをかけずにカウンター貯めと除去が行え、単色デッキでも2マナ以上のパーマネントを処理できるのが利点。エターナルでは火薬樽と違いエンチャントやプレインズウォーカーでも処理できるのが大きい。
- マナ・コストを持たないパーマネントは、点数で見たマナ・コストは0として扱うので、蓄積カウンターが0個の状態でまとめて破壊できる。続くイニストラード・ブロックでトークンや両面カードの第2面など、0扱いのクリーチャーが多数登場したため、それらを手早く処理する手段として評価が上がっていた。
- その後両面カードのルール変更に伴い、第2面のパーマネントを無条件には破壊できなくなり、若干弱体化した。
- 基本セット2014のBOX特典カードとしてブースターBOX購入者に新規イラストのプレミアム・カードが配布された(参考)。
参考
- Version 2.0 (WotC,Mike Flores)
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - レア
- カード個別評価:基本セット2014 - レア